夏休み中の目標としていたことはどれほど達成できたでしょうか。しっかりと頑張れたという人もいれば、あまり集中できなかったという人もいることでしょう。どのように過ごした人に対しても等しく受験は迫ってきます。最後まで気を抜かず、頑張りましょう。
さて、今回はMedi-UP後期の数学指導方針についてです。前期は、定義や定理の知識の確認と解法の整理に重点を置いて指導してきましたが、後期は実際の入試問題を用いて演習を行っていきます。この演習講座では皆さんに「解法をどのように選択するか」と「答案をどのように作成するか」という点に注目してほしいと思います。
(数学・物理担当 大矢圭祐講師)
解法をどのように選択するか
まず、「解法をどのように選択するか」についてです。入試では様々な解法が取れる問題が出題されます。その中でも適切な解法を選択する力が要求されます。講義の予習では十分に時間をかけて考えることができますが、演習授業では時間を測って解くので、素早く解法を選択し、それを実行していくことが必要です。どのように解法を選択し、答案として書き上げていくかは解説の際に話されるので聞き漏らさないようにしてください。計算力の養成や解法の整理はすでに前期に終わっている、、、と言いたいところですが、実際に完璧になっている人は少ないでしょう。演習を通して見つかった穴を一つずつ潰していきましょう。
答案をどのように作成するか
次に「答案をどのように作成するか」です。多くの大学が記述形式の問題を採用しています。答えが合っていなくても記述部分から部分点をもらうことができたり、逆に答えが合っていても論理の飛躍や不適切な記述がみられるなら失点したりします。適切な答案を書くことができるようになるためには、プロの目を通す必要があります。自分の答案は自分では読めるでしょうが、第三者の目を通すとどうでしょうか?論理的な展開は相手に伝わるでしょうか?独自の定理を作ってしまっていないでしょうか?これらは一人で問題演習をしていては気づきにくい点です。Medi-UPでは演習の答案は講師によって添削され、改善すべき記述についてコメントが書かれます。必要ならば個別に話をすることもあります。これらを繰り返して、理解の調整と適切な記述をする力を養っていきましょう。
解きっぱなしにせず必ず復習すること
最後に覚えておいていただきたいのは、私たちの目標は、皆さんが最終的に医学部に合格できるようにすることです。今すべての問題ができている必要はありません。演習が始まると思うように点数が取れずに落ち込んでしまう人が少なからずいますが、毎回の演習の復習によってどんどん自分の力を磨いていってほしいのです。解きっぱなしにはしないでください。間違いだらけの答案は改善点の宝庫です。自分の実力と向き合って力を伸ばしていきましょう。
ここでは書くことはありませんでしたが、授業以外ではどのように学習を進めていくかなどといった点も相談に乗れますので、いつでも質問に来てください。受験までもう少し、一緒に頑張っていきましょう!
Medi-UP講師
大矢 圭祐
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