メタバースとはmeta(超)とuniverse(宇宙)を組み合わせた造語で、インターネット上で提供される3次元の仮想空間のこのです。
このメタバース、医療分野での活用も様々検討されています。
一つ例を挙げてみましょう。
メタバース内の自分自身のアバター(自分の分身)に、自身の健康・身体に関するデータを読み込んでおいたとしましょう。
そうすれば…
・治療方法の選択のときアバターで先に試してみることができるかもしれません。
・アバターで健康診断や人間ドック、未来の健康予測もできるようになるかもしれません。
・どこにいても世界中の医師の診察を受けられるかもしれません。
きっと今までとは違う医療がそこにはありますよね。
もちろんメタバースはインターネット上にある仮想世界のため、個人情報の窃取といったリスクも抱えています。
しかし、医療において様々な可能性を秘めていることも事実です。
日本では順天堂大学が2022年4月13日に、『順天堂大学とIBM、メタバースを用いた医療サービス構築に向けての共同研究を開始』という発表がありましたので、今後の動向にも注目です。
さて、今回は「医療×メタバース」について触れてみましたが、実はこのテーマ、昨日の滋賀医科大学学校推薦型選抜のグループ面接で「メタバース・アバターを医療に活用するメリット・デメリット」として取り上げられました。
「メタバース」というと一見医療には関係ない話題のように感じますが、医学部を目指す受験生の皆さんは、こういった分野にもアンテナを張っておく必要があると言えそうです。
今回取り上げられたテーマの元となったのは、今月に入ってから掲載された日本経済新聞の記事であったことからも、日頃から関連する話題をチェックしておくことがいかに必要かがわかりますね。
Medi-UP京都校 吉村
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