関西医科大学医学部の2次試験日について
関西医科大学の医学部1次試験合格発表が去る2月4日(火)と2月6日(木)に行われました。2月4日は、一般前期入試、2月6日はセンター・一般併用入試とセンター利用前期入試の1次試験合格者が発表されました。受験者は、一般前期、センター利用前期、センター併用の最大3つの入試方式を併願することができます。併願した場合の受験番号は、それぞれの入試方式毎に異なります。2次試験日は、併願の有無に関わらず一般前期に合格していれば2月8日(土)、センター利用前期とセンター併用の両方またはいずれか一方に合格していれば2月15日(土)になります。もし、一般前期とセンター利用前期またはセンター併用のいずれか、または両方に合格している場合、2月8日(土)の2次試験を欠席したとしても2月15日(土)に受験すれば、センター利用前期またはセンター併用のいずれか、または両方の合否判定を行います。なお、当日の試験会場や集合時間の詳細は大学のホームページで必ずご確認ください。
2次試験は個人面接
関西医科大学医学部の2次試験は面接官3人による約10分の個人面接です。過年度受験者からのヒアリングによりますと、3人の面接官が1人ずつ質問をしてきます。定番の本学志望理由をはじめ、理想の医師像、自身の長所や短所、高卒生でしたらこれまでの生活などについて質問します。また、建学の精神、アドミッションポリシーについても聞かれることもあります。あるいは、最近の気になった医療ニュースについても尋ねられるかもしれません。さらに、1次試験で課された小論文で書いた内容について、深堀り質問があるかもしれません。2020年度一般前期試験の小論文のテーマは、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」というエジソンの言葉を読んであなたが思ったことを500字以内で書きなさい、というものでした。
関西医科大学医学部の選抜方法
関西医科大学医学部の1次試験の選抜方法は、学科試験の合計点を上位成績者から順に並べて1次合格者を決定します。2次試験の合否判定については、1次試験で受験した小論文と2次試験の個人面接は段階評価のため、2次試験の結果で1次試験の成績順位の逆転は起こりません。ですから、2次試験では、面接と小論文で不適格と判定された受験生を間引く選抜方法となります。
面接のポイント
面接での評価ポイントは問答を通して人間性を見極めようとしていることです。面接の評定は3人の面接官の合議制で判断されるようですが、万一3人の面接官の判断が三者三様に分かれてしまった場合、2度目の個人面接を行うことがあるそうです。どのような質問が来ても、落ち着いて質問を聞き、明るく元気な声で話すことを意識して面接に臨みましょう。
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