前回のブログに引き続き、今回も2023年度一般選抜日程を去年と比較しながら何がどう変わったのかを確認していきたいと思います。
金沢医科大学(前期)の1次試験は「素点」で合否判定に
金沢医科大学は、2022年度入試より1次試験日を2日間に設定し、最大2日間受験可能になり、志願者数が2018年度入試以来最高となっています。2023年度入試では、1日目は他校の1次試験との重複のない単独日程、2日目は埼玉医科大学(前期)との重複日程となりました。 なお、2023年度入試では学科試験は、素点で判定を行い、2日間受験した場合は、「試験日ごとの学科試験4科目の合計点が最も高い日」の点数を採用します。
2月1日(水)と2月2日(木)の1次試験はそれぞれ3大学が重複日程に
2月に入ると、1次試験日が3つ重複する日程があるのが、2月1日(水)と2月2日(木)です。
2月1日は、久留米大学(前期)と日本大学(N1)に東京女子医科大学が加わり、1次試験日が3大学となりました。東京女子医科大学は、去年に引き続き2月の第1水曜日に1次試験を実施しています。2023年度入試では、2月1日が水曜日であるため、この3大学が重複することになりました。各大学の志願者数の昨対比に注目です。
2月2日は、東海大学1日目、福岡大学、日本医科大学(前期)の3大学の1次試験日が重複します。東海大学一般選抜の志願者数が過去3年連続で減少の一途をたどっており、2023年度入試では一般選抜の数学で数学Ⅲが出題範囲から削除され、「数学Ⅰ・A・Ⅱ・B」となります。
難関校の1次試験日は単独日程で実施
東邦大学は、昨年1月26日(水)だったのが2023年度入試では2週間ほど後ろ倒しにして2月7日(火)に1次試験を実施し、単独日程での実施となります。
東京医科大学は、昨年2月5日(土)だったのが2023年度入試では2月8日(水)に1次試験を実施し、単独日程での実施となります。翌2月9日(木)には東京慈恵会医科大学の1次試験日が、2月10日(金)には大阪医科薬科大学の1次試験日がそれぞれ単独日程で実施されます。
次回は2月11日から2月下旬までの一般選抜日程の2次試験日程についてお伝えします。
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