現役合格を果たした強者たちの夏期講習時のタームごとの勉強法になります。ぜひ、夏の学習の参考にしてください!
※夏期講習のカリキュラムは、年度により変更している場合があります。ご了承ください。
夏期講習の時間割

[OD]:高3東大数学ⅢC
【Aタームの勉強法】
私の学校はAタームにはまだ授業があったため、普段通り放課後に塾に来て勉強をしていました。
Aタームには夏期講習も通常授業も入っていなかったため、主にBタームの「高3東大数学(ⅠAⅡBC)」や「高3図形攻略」の予習を進めていました。
「高3東大数学(ⅠAⅡBC)」は夏休み頃から問題の難易度も高くなってきて、1問ごとにかかる時間が多くなり、予習が大変でした。
教材を貰った時から少しずつ進めていたことで、このターム中に何とか終わらせることができました。
また、数学の予習ではただ答えを導くだけでなく、自分一人で人に伝わる記述を作り上げることを意識して進めていました。
これからの夏休みを有意義に過ごすため自分で勉強する習慣を改めて付けることができたタームでした。
【Bタームの勉強法】
Bタームは朝から夜まで4コマの夏期講習が入っていたため、授業で忙しかったです。
ですが、夏休み前半ということもありまだ体力もたくさん残っていたため、少し無理をして勉強時間を確保していました。
授業の復習などをできるだけ後のタームに残さないようにするため、3限の空きコマや家に帰ってからもできるだけ勉強していました。
結果的には、化学の授業が演習が中心の授業であり、「高3東大数学(ⅠAⅡBC)」の授業があったので、Bタームでは数学を中心に勉強していました。
【Cタームの勉強法】
CタームもBタームと同様1日に4コマ入っていたので、授業だけで忙しかったです。
しかし、Cタームは1コマ目が授業のないコマのため、その時間にもきちんと勉強するよう心掛けました。
友人らと一緒に1コマ目の時間に集まって勉強することで、朝起きるのが遅くならないようにしました。
物理の夏期講習がCタームに集中していたため、このタームで物理にけりをつけることを目標にしていました。
そのため、Cタームでは物理を中心に勉強していました。
【Dタームの勉強法】
Dタームは夏期講習の授業がなかったため、夏期講習後半の予習に時間を費やしました。
B、Cタームは授業とその復習に時間をかけていたので、この1週間で残りの予習をほとんど終わらせました。
東大国語、東大英語、数学など思っていたよりも予習をすることが多かったため、手持無沙汰になることはなく、逆に終わらないのではないかと少し焦っていたのを覚えています。
そして、授業はなかったですが、生活習慣を崩さないために、授業の時間に合わせて塾に来て自習室や空き教室で勉強していました。
また、Dタームの終わりには東大実戦があったため、それに向けて英語の時間配分の見直しなどもしていました。
【Eタームの勉強法】
Eタームはまた夏期講習の授業が始まりました。
夏休み後半になってきたのもあり、勉強をする習慣が身についてきてあまり苦ではなくなってきました。
そのため、朝塾が開く1時間程前に友人と近くのマックで集まり勉強していました。
友人と一緒に勉強することで、理解していないことを互いに質問して教えあったり、予習や復習の確認をしたりと有意義な時間を過ごしていました。
また、この習慣のおかげで朝早くに起きるようになり、これまで夜に集中していた勉強時間を朝にずらしより健康的で効率的な生活習慣に戻すことができました。
【Fタームの勉強法】
Fタームでは授業で自分の苦手な「高3東大英語」と「高3入試化学完全攻略(無機化学)」を受けていたため、これらの復習をしっかりするように心がけていました。
特に化学は自分の進度が遅く、この授業でほぼ初めて無機化学を学習しました。
しかし、授業を受けたその日から復習をして継続的に無機化学の暗記をすることで、このターム中にほとんどの知識を覚えることができました。
また、自分は受験勉強を始めるのが少し遅かったため周りよりも学習進度が遅れていて焦りを感じることも多かったのですが、夏休み中に無機化学を完成させる目途が立ったことで焦らず計画通りに勉強を進めていけば大丈夫だという自信を得ることができました。
【Gタームの勉強法】
GタームではEタームを同様1限の授業がなかったので、友人と朝から一緒に勉強することで生活習慣が崩れるのを防いでいました。
Gタームでは空きコマに映像授業で「高3東大数学ⅢC」とこれまでの夏期講習の復習をしました。
特に有機化学と無機化学は夏休みから勉強し始めたため、ある程度のレベルまで夏休み中に完成させるために多くの時間を割きました。
[夏休みに学習した各科目の時間の割合]

[高3夏期取得した講座の中でイチオシの講座!]
講座名:高3入試化学完全攻略(有機化学)(宇野沢先生)
イチオシ的コメント:自分は高3の夏期講習から本格的に有機化学を学習したのですが、この授業では覚えるべきことを体系的に教えていただけたため、構造決定の前提となる知識などを抜け漏れなく覚えることができました。
このおかげで有機化学が好きになり得意な分野になりました。
[ひと夏のおもひで]
高3の夏はずっと勉強していたため、遊びに行った思い出などは無いですが、友人らとともに努力して勉強を続けられたことはとても良い思い出になりました。
受験という同じゴールを持った仲間がいたからこそ、夏休みという大切な期間に後悔が残らないような受験勉強ができたのだと思います。
[高2の夏にやっておくべき事]
私は高2の夏には主に数学の基礎の徹底をしておくべきだと思います。
高3になっても基礎があやふやなままだと発展に進んだ時に困ることになりますし、忙しくなる高3の前のこの時期に焦らず基礎を固めるべきでしょう。
[高1の夏にやっておくべき事]
正直なところ、私自身は高1の夏はほどんど勉強をしていませんでした。
中高一貫で高校受験もなく、まだ塾にも通っていなかったため、最低限学校の課題をこなし、定期テストのに勉強をするような感じでした。
文化祭準備や部活動などやりたいことができた夏休みだったので後悔はしていないのですが、最低限英単語や古文単語の暗記はするべきだと思います。
一日寝る前に暗記する習慣をつけるだけで良いのでそこまで時間もかからず、高2、高3の受験勉強の負担を減らすことができます。
[クラブとの両立方法]
部活動は高2で引退をして、高3から本格的に受験勉強を始めたため、きちんと両立していたわけではありませんでした。
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