現役合格を果たした強者たちの夏期講習時のタームごとの勉強法になります。ぜひ、夏の学習の参考にしてください!
※夏期講習のカリキュラムは、年度により変更している場合があります。ご了承ください。
夏期講習の時間割

VOD:高3共通テスト地理総点検Ⅰ[自然地理分野](南賢司)
VOD:(3日間講座)高3共通テスト地理実践演習[序章](南賢司)
【Aタームの勉強法】
夏休み前に受けた共通テスト模試の国語があまりにも悪く(102点)、ショックを受けたので改心して古文・漢文の基礎固めを重点的にしました。
勉強時間の半分以上は古文(助動詞とか助詞)、漢文(句形の理解)に割いていたと思います。
あとは、『ぼん単』(研伸館)をかなりサボっていたので普段よりもたくさん覚える努力を夏休みにはしました。
古文・漢文は夏休み前に全くと言っていいほど勉強しておらず本当に辛かったですが、踏ん張って何とかモノにできました。
【Bタームの勉強法】
この週から本格的に英文解釈の勉強をし始めました。
まだ英語の講習が始まっていなかったので、『英文解釈教室』(研究社)という教材を用いて勉強しました。
英語はもともと得意教科だったのですが、長文読解や和訳の解法にまだまだ粗さがあり、模試での得点に波があったのでこのタイミングから本格的に取り掛かりました。
また完全に放置していた数学に流石に手を打たなければと思い『数学ⅠA 基礎問題精講』・『数学ⅡB+ベクトル 基礎問題精講』を解き始めました。
【Cタームの勉強法】
夏期講習前の「高3京大阪大英語」の最後の授業で徳本先生がおっしゃっていた前期テキストの復習の勧めを忠実に守ろうと思い、自分で取り組んでいた『英文解釈教室』に加えて、前期テキストの復習を始めました。
何も書き込んでいない白文を音読しながら大体の意味を取っていき、先生が授業中にて丁寧に解説した箇所を自分の中で覚えているかを丁寧に確認しました。
授業をどれだけ熱心に聞いていてもちゃんと復習しないと、「受けた価値」も「受ける時間」も「お金」ももったいないので、復習はちゃんとしましょう(難しい問題があった回を優先して)。
【Dタームの勉強法】
この週から英語と国語の講習が始まり、自学自習の時間が限られてきました。
僕は必要最小限の講習しか取っていなかったので自習の時間が足りないことに悩まされることはありませんでしたが、多く取りたい人は講習が始まる前に自学自習の計画を綿密に練っておく必要があると思います。
このタームは講習の復習をメインに捉えて残りの時間で古文のレベルアップのために『古文解釈の方法』(駿台文庫)を用いて現代語訳の練習を始めました。
この頃までに死ぬ気で文法と単語をインプットしたおかげである程度現代語訳も拙いながらできるようになりました。
【Eタームの勉強法】
この週から新しい勉強に取り組み始めました。
特に数学をかなり長い間サボっていたので数学の講習がある時に基礎土台を詰め込もうと思って数学にかなり時間を割いて勉強しました。
この週までずっと1日12時間勉強を継続してきてかなり疲れが出てきたのですが、部活動で培った体力で乗り越えることができました。
かと言って全員が12時間勉強を夏休み毎にする体力があるわけではないので、罪悪感のない範疇で休憩はしっかり取るようにしましょう。
【Fタームの勉強法】
特に新しい勉強はせずにこれまでしてきた勉強の残りをコツコツ行いました。
まだ書いていなかったことについて言及するなら日本史と地理と理科基礎についてでしょうか。
『時代と流れで覚える! 日本史用語』(文英堂)を用いて基礎知識のインプットを行い、暗記の比重が重くなる文化史は「高3日本文化史特講[原始~現代]」(西先生)を取って暗記に頼らない理解を図りました。
あと、地理は『鉄壁地理問題集』(神)を休憩がてらに解いていました。
理科基礎は1日で地学を1周したり、パラパラと生物基礎の勉強をしたりと正直滅茶苦茶な勉強をしていたなと今は思います。
【Gタームの勉強法】
ついに夏休み最終盤になり、徐々に夏休みの12時間勉強も名残惜しくなってきました。
この週には二次試験を意識した日本史の勉強(主に論述)をし始めました。
僕は他塾で日本史論述の授業を取っていたのでそこのテキストと『スタートアップ 日本史論述問題集』を用いて丁寧に勉強し始めました。
日本史を勉強する上で一番大事なポイントは教科書の記述を信頼することです。
分からない箇所があればインターネットや参考書の解説を見るのが手っ取り早いですが、教科書を開いて説明を読んで理解することが一番大事だと思います。
[夏休みに学習した各科目の時間の割合]

[高3夏期取得した講座の中でイチオシの講座!]
高3日本文化史特講[原始~現代](西先生)
イチオシ的コメント:シンプルに授業が楽しかった。
文化史を暗記だけに頼らず背景知識や時代の流れを踏まえて理解できるようになったきっかけの一つがこの授業だった。
共通テスト対策を超え、二次試験の論述対策をしている時もこの授業で得た考え方を応用することができた。
[ひと夏のおもひで]
7月末に父親と埼玉まで行って応援してるイングランドのサッカーチーム(Newcastle United FC)の親善試合を見に行ったこと。いつも画面越しで見ている選手、ユニフォームをこの目で見て、受かって留学して次は現地で見ようと思えた。
受験勉強にもう一つの目的をもたらしてくれた。
[高1夏期取得した講座の中でイチオシの講座!]
■「高1英語選抜S[180分×5日]」前半(徳本翔先生)
■「高1英語選抜S[180分×5日]」後半(徳本翔先生)
イチオシ的コメント:大学受験の英語のレベルを思い知って、いかに自分が未熟か思い知った。単語や文法の知識の抜けが散見され、それらを見直すいい機会になったと思う。
[高1の夏にやっておくべき事]
夏休みにしかできないことを遊びでも勉強でもすべきだと思う。
勉強面のことについて書くとすれば、英単語と古文単語を毎日少しでいいから継続する習慣を30日間くらいでしっかりつけるべきだと思う。
実際、高1の夏に僕はそれら2つを真面目にせずに高3でとてもしんどい思いをしたのでしておくべきだと思う。
あとは講習の予習・復習さえすれば十分だと思うし、空いた時間は楽しい高校生活を送ってほしい。
[クラブとの両立方法]
とにかく疲れる。疲れた時に勉強してもあまり意味がないのでしっかり寝ましょう。
寝たら疲労は取れるし空いた時間に勉強すればいいと思います。
クラブで培った体力は受験期に効果を遺憾なく発揮します。
長時間の模試や勉強も他の人と比べて集中できている実感が僕はありました。
後悔なく全力で臨むことが大事です。
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