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続・強者の戦略_J・Kさん(広島大学医学部医学科)


【志望校・志望学部を決めた理由、時期】

友達に広島大を薦められて決めました。時期はセンター終わってからです。
昔から医者という職業に憧れていたので、医学部を目指そうと思いました。



【出願した大学と学部学科】

前期:広島大学 医学部 医学科(合格)
後期:岡山大学 医学部 医学科(受験せず)
私大・AO・推薦入試:神戸大学 医学部 医学科 AO入試(不合格)



センター試験の得点







【英語の学習法】

高2の間は学校や研伸館の授業の復習をしていたぐらいです。研伸館では天藤先生の「高2英語エクセレント」を受けていました。
天藤先生の英作は凄くて、普通、思いつかんやろって感じの表現をよく使われていました。
高3になって、研伸館の吉田明宏先生の「京大阪大英語」を取っていたのですが、夏前ぐらいに授業中の単語のテストで、クラス全員あまりできなくて、ものすごく怒りだして、そのときは本当に怖かったです。
それから、まずは単語をしなくては、と思い、ひたすら覚えました。
夏休みが終わるぐらいまでに、『ぼん単』で2000番ぐらいまでは、ほとんど完璧に暗記したと思います。
移動時間やちょっと時間が余ったときには、とにかく『ぼん単』を開いていました。
それから文法や長文読解を始めました。
文法は研伸館の『サイクリック』を1回やりました。
読解は、「京大阪大英語」のテキストが難しかったので、授業の復習をして、とにかく何回も読みまくったら、だんだん英文が読めるようになりました。
ただ単に読み直すのではなく、研伸館の授業のポイントを思い出しながら読んだのが良かったと思います。
そのポイントを覚えるまで読みまくりました。
できればテキスト全てを暗記するぐらいのほうがいいと思います。
広島大を受けることを決めてからは、英語に要約の問題や自由英作が出るので、自由英作の勉強を主にやっていました。
自由英作は『実戦編・英作文のトレーニング』や過去問を解きながら、その中で自分の使えそうな表現をどんどん覚えていきました。
あと、吉田先生に添削してもらったりもしました。
自由英作は自分の書けるレベルの英文を書いたほうがいいと思います。
広島大の英語は要約や自由英作以外でも、結構書かせるような問題が多いので、時間配分は大切だと思います。
順番に解いていくと最初に要約、最後に自由英作をすることになりますが、まず15分から20分ぐらいで要約の問題を終え、その後もできるだけ速く解いて、最後の自由英作で20分ぐらい残すような感じで解くようにしていました。
過去問を解くときもそんな感じで本番どおりにしていたので、英語はそこそこ出来ました。



【役に立った英語の参考書・問題集】

◆『ぼん単』(研伸館)


◆研伸館の「京大阪大英語」のテキスト


◆『実戦編・英作文のトレーニング』(Z会出版)


解説が丁寧でわかりやすかったから。



【数学の学習法】

研伸館の高木先生の「京大阪大理系数学」の授業を受けていました。
高木先生はたとえ話がうまく、印象的でした。
授業では毎回演習問題をやっていたのですが、その問題が結構難しくて解ききれないことが多かったので、次に同じ問題が出ても絶対解けるように復習を重点的にやりました。
単に問題を解き直すのではなく、ノートに問題のポイントや考え方をまとめながら解説を写していました。
そうすることで、解き方が身についたと思います。

僕は、数学は得意なほうだったので、他の教科の勉強に疲れたときに数学をやる、といったスタンスで、日頃から、こまめに数学の問題をやっていました。
新しい問題集などには手を出さず、学校で渡された数研出版の『2008数IIIC入試問題集』や研伸館でもらった問題を解いていました。
ただ、本番は結構厳しい感じになりました。
広島大の問題はそんなに難しいわけではなく、過去問を練習していたときは、例年5問出題されるうち4完ぐらいできていました。
しかし、2009年の問題は例年以上に難しく、しかも、数学は一番最初の科目なので焦ってしまい、正直、失敗してしまいました。
こればかりは、どうしたらいいか分かりませんね。
難しい問題が出ることもあると思うし、緊張するのも仕方ないと思います。



【役に立った数学の参考書・問題集】

◆『青チャート』(数研出版)

基本から応用まで幅広く対応できる。高2まで、わりと使っていました。



【国語の学習法】

国語は、普段は研伸館で受けていた中村公昭先生と山根先生の「センター国語」の予習を軽くするぐらいでした。
センター前になって過去問を15年分ぐらい解きました。
でも僕は、現代文は苦手で、過去問を解いていても波がありました。
理系で現代文が苦手なのは仕方ないと思うので、そういう人は古文と漢文でしっかり点を取るべきだと思います。
古文は古文単語をかなり覚えました。
『ゴロゴ』のAとBの単語はほぼ全て覚えたので、古文の点数は安定していました。
漢文も句形を覚えれば何とかなると思います。



【役に立った国語の参考書・問題集】

◆『ゴロ565』(アルス工房)
楽しく覚えられる。



【理科の学習法】

理科は苦手だったのですが、夏休みまで部活をしていたのであまり時間を費やせませんでした。
夏休みまでは学校や研伸館の授業の復習をしていたぐらいです。
その分、夏から問題集をやっていきました。
物理は『物理I・II重要問題集』を2周してから、『名問の森』(河合出版)を2周しました。
化学は夏の前ぐらいから『化学I・II重要問題集』を何回かやっていたのですが、さらに夏からも2周しました。
ただ、時間があまりなかったので、どの問題集も2周目は1周目に分からなかった問題に限ってやりました。

あと研伸館の「京大阪大化学」の森上総先生が記述の添削をしてくれたのでとても助かりました。
添削してもらうために少し難しい問題を、じっくりと時間をかけて解くのはいい練習になったと思うし、添削してもらうことで考え方も身についたと思います。
森先生には、3年の最初の頃に、授業中に結構基本的な質問を答えられなくて、呼び出されて注意されたことがありましたが、それで頑張らないといけないと思いました。
物理は「京大阪大物理」を研伸館で受けていて、2年生は網干先生に、3年生は内多先生にお世話になったのですが、どちらの先生も穏やかで親切な感じがよかったです。

広島大の過去問は大体10年分ぐらい解きました。広島大の理科は、物理も化学もそんなに深い問題はあまり出ませんが、どの分野も広く均等に出題されるので、過去問を解きながら、苦手単元が見つかれば穴を埋めていくといった感じで勉強しました。



【役に立った理科の参考書・問題集】

◆『化学I・II重要問題集』(数研出版)


◆『物理I・II重要問題集』(数研出版)



【社会の学習法】

研伸館で山崎先生の「センター地理」の授業を受けていました。山崎先生は、授業は淡々としていましたが、必要なことはきっちり教えてくださいました。地理の勉強はこの授業のテキストや問題集でやっていました。
とくに『鉄壁地理問題集』は各分野でまとめられていたので使いやすかったです。
センター試験前ぐらいに2周ぐらい解きました。
大体、授業で考え方を学んで、問題集を解きながら暗記事項を覚えていくといった感じでやっていきました。



【役に立った社会の参考書・問題集】

◆『鉄壁地理問題集』(研伸館)



【科目別学力自己評価】







【二次試験直前期の学習時間の配分】







【センター対策の方法】

英語

発音やアクセントなども改めて勉強した。



数学

過去問をやるとき解く時間を55分や50分に設定して、とにかく解くスピードをあげた。



国語

過去問を15年ぶんぐらい解いた。



理科

無機化学や有機化学は暗記事項も多いので、過去問を解きながらできるだけ覚えた。



社会

『鉄壁地理問題集』をやりこんだ。



【受験会場の雰囲気】

みんなぴりぴりしていた。ノートなどをもってきて勉強している人がいて、僕もそうしていましたが、実際あんま意味なかったと思います。



【広島大医学部現役合格への秘訣!】

まずはセンターが勝負です。
油断していると痛い目にあいます。
だからといってセンターの勉強はそんなに早くする必要はなく、それまでは二次の勉強をしっかりやってください。
自分が志望大学に合格して、楽しい学生生活を送っている姿を想像しながら勉強するとモチベーションがあがります。
つらいときもあると思いますががんばってください。



【入試面接の状況(広島大学医学部医学科 前期日程)】

◆面接の方法

個人面接



◆面接時間

5分



◆面接会場の略図



◆質問内容と回答








自分のことを1分ぐらいで説明してください。


――サッカー部に所属しており、活動を通して協調性や、どんな局面でも諦めない精神力がつきました。(大体このようなことを答えました。)



広島大の医学部を志望した理由を教えてください。


――原爆放射線医科学研究所などの、広島大独自の研究設備に興味があったので志望しました。(本当はあまり興味なかったのですが、志望動機はもっともらしいものを考えておくべきだと思います。)



自分の人生は運が良かったと思いますか。


――はい。(理由を特に掘り下げて聞かれたりはしませんでした。この質問で面接が終わりました。)



他にも2つか3つほど質問がありましたが、忘れてしまいました。各面接官に2回ずつぐらい質問されました。



【プロフィール】


◆血液型


B型



◆好きな色


青色



◆好きな歌・アーティスト


Mr.children



◆好きな番組


「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」



◆好きな作家・本


司馬遼太郎



◆好きな(オススメ)飲食物


コーヒー



◆高校時代はまってしまったこと


漫画



◆受験前のリラックス方法


音楽を聞きながら勉強する。



◆小学校時代しでかしてしまった大変な事


常に半ズボンだった。



◆あなたにとって受験とは


一回でいいです。



◆受験勉強で一番辛かった時期


模試でE判定が出たとき。



◆親や親戚に医師はいますか?


いません。



◆医療系のドラマなどは見ましたか?


「白い巨塔」



◆最近、気になった医療系のニュースは?


妊婦たらいまわし事件



◆最近、気になった医療系以外のニュースは?


ノーベル賞



◆部活動はしていましたか?


サッカー部、3年の8月いっぱいまで



◆医師を志したきっかけは?


小さいころによく診てもらっていた先生に憧れたから。



◆医師として20年後の将来像は?


大学病院で臨床医



◆興味のある診療科は?


皮膚科



◆医学部入試において面接は必要か?


必要



◆医師として大切なことを三つ


コミュニケーション力、臨機応変に対応できる力、洞察力



◆面接対策はどのようにしましたか?


自分で言うことをあらかじめ練っておく、最近話題になっている医療関係のニュースを理解しておく。





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