一般入試の正規合格者数は約130名か?
久留米大学医学部一般入試の2次試験合格発表が昨日2月20日(木)午前11:00に行われました。久留米大学医学部の合格発表は受験生が各自受験ポータルサイト「UCARO」から照会します。大学のホームページ上では正規合格者の受験番号は掲載されませんので、2020年度一般前期入試の正規合格者数は現時点では不明です。
例年久留米大学医学部一般前期入試の2次試験受験者は約300名超で、正規合格者数は約130名だといわれています。過去3年間の入試結果を見ますと、一般前期入試の正規合格者数は、2019年度が137名、2018年度が137名、2017年度が141名でした。この流れからすると、2020年度入試の正規合格者数も約130名前後だと見込まれます。
久留米大学医学部が定義する「補欠者」と「繰上合格者」
久留米大学医学部は、正規合格者の発表と当時に補欠者の発表も行います。ホームページに補欠者の受験番号は掲載されませんが、UCAROに受験生が各自アクセスして確認する合否照会画面で、「番号あり補欠」、「番号なし補欠」のいずれかが表示され、繰上合格候補の通知が郵送されます。
さて、久留米大学医学部が使用する「補欠者」と「繰上合格者」は、他医学部が使用する補欠者と繰上合格者とは意味合いが異なることに注意する必要があります。
久留米大学医学部が定義する「補欠者」とは、募集人員に欠員が生じたことにより繰り上げ合格の連絡をした受験者のことです。電話での繰り上げ合格時の辞退者も含みます。
久留米大学医学部が定義する「繰上合格者」とは、電話での繰り上げ合格の連絡をした受験者のうち、入学手続きを行った受験者のことです。
過去3年間の一般前期の入試結果を見ますと、繰上合格者数は2019年度が67名でした。つまり、繰り上げ合格の電話連絡を行ったのが、補欠順位1位から67位まででした。そのうち、入学手続きを行ったのが33名でした。
大学が補欠者に郵送した「繰上合格候補者について(通知)」は公表されていませんが、年によって変わりはありますが、繰上合格者数の約2倍近くの数を出しているそうです。
久留米大学医学部の正規合格者数と繰上合格者数は最終的には、例年大学が発行する「入試ガイド」に掲載されています。
久留米大学医学部の繰り上げ合格の連絡方法
久留米大学医学部では、募集人員に欠員が生じた場合、補欠者の補欠順位に基づき、電話連絡したうえで、合格通知書及び入学手続き書類が郵送されます。
繰上合格の連絡開始時期は、例年一般入試手続締切日以降から順次回り始め、3月末まで回ることが多いです。
久留米大学医学部一般入試前期の過去3年間の入試結果(当校調べ)
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