2020年度医学部医学科入試もいよいよ最終章を迎えています。3月23日(月)以降、補欠者への繰上合格の連絡が多くの大学で猛烈な勢いで行われているようです。
Medi-UPにおいても、今週に入り補欠通知書が届いてから繰上合格の連絡の吉報をずっと待ちわびている方や併願した大学からの繰上合格の連絡が次から次へと舞い込むようになってきました。
2020年度医学部医学科 1次合格者は創設以来 史 上 最 高 の 220名 を突破!(3/26(木)22:00現在)
上は、3月26日(木)22:00現在、確認がとれている2020年度医学部医学科1次合格者数です。国公立大学合格者は24名、私立医学部医学科1次合格者は196名です。国公立、私立ともに、一般入試だけではなく、推薦入試、AO入試、センター利用入試等の合格者も含みます。国公立医学部医学科に関しては、関西圏の推薦、AO入試を実施する神戸大学、滋賀医科大学、奈良県立医科大学への合格を果たしてくれました。また、私立医学部医学科に関しては、関西4私立医学部では兵庫医科大学と近畿大学へ推薦入試での合格を果たしてくれました。
関西医科、近畿、兵庫医科の1次合格者数が過去3年間で史上最高数に!
全国にある私立医学部医学科の中でもとりわけ地元関西4私立医学部のうち、関西医科大学、近畿大学、兵庫医科大学の3つに関して、Medi-UP創設以来過去3年間で1次合格者が史上最高数となりました。
上の3大学の「2020年度合格者数」は、3月20日(金)時点での数字です
Medi-UPは集団と個別の両方指導可能なシステムがあるからこそ国公立と私立の医学部医学科合格実績が出せる
Medi-UPの最大の強みは、少人数集団授業と個別指導授業のハイブリッド指導です。また、Medi-UPでは一人の講師が「個別指導授業」も「少人数集団授業」も担当するからこそ、その指導方法の強みを最大限に活かし、国公立大学と私立大学の両方にバランスよく合格者を輩出することができます。
https://www.medi-up.net/reason/
関西医科大学
関西医科大学は、現役と1浪で評定平均値4.0以上を出願資格とする専願の推薦入試、現役と1浪を出願資格する併願の特色入試(出願時に英語民間試験の資格や国際科学オリンピックなどの資格が必要)に加え、一般前期、一般後期、センター利用、一般前期とセンター試験の受験を課すセンター・一般併用入試という非常に多岐にわたる入試区分を設けています。
関西医科大学を受験する場合、一般前期に加え、センター・一般併用入試も併願受験が可能です。2020年度入試で1次合格者数が多かったのは、この両方に出願することが可能な学力に引き上げることができた証であるともいえます。
近畿大学
近畿大学は、出願資格が現役と1浪で評定平均値の制限を設けない併願の推薦入試、に加え、一般前期、一般後期、センター利用前期、センター利用中期、センター利用後期というこちらも非常に多岐にわたる入試区分を設けています。
近畿大学の入試の大きな特徴として3つの特徴があります。1つめは、推薦入試で合格しても他の大学を併願受験することができることです。2つめは、推薦入試と一般前期、一般後期の入試問題の出題形式がどちらも同じであることです。3つめは、センター利用前期、中期、後期の入試の試験科目が特徴的であるです。
まず1つめについて。近畿大学の推薦入試は1浪までであれば併願して受験可能です。このため、国公立大学医学部医学科を第一志望とする受験生の受験校となっています。1次合格最低点も300点満点中約6割がここ数年続いています。2020年度推薦入試では、189点でした。
2つめは、上述した通り、推薦入試と一般入試の出題形式が同じであることです。一般的に推薦入試の問題は、受験資格を現役生のみに限定したりする大学がみられることから一般入試の問題と出題形式や傾向が変わり、入試ごとに対策を変えなければならないという側面があります。その点、近畿大学は推薦入試の問題は一般入試と同じ形式で作成されています。たしかに、推薦入試の合格者層は先に述べた通り、国公立受験者層が多くを占めると言われることが多いようです。しかし、センター試験(2021年度からは「大学入学共通テスト」に改称)直後に、連日怒涛の如く行われる一般入試の「前哨戦」の位置づけと捉えれば、仮に思い通りの結果でなくても一般入試の予行演習と前向きに考えることができるかと思います。
Medi-UPでは、創設以来近畿大学の入試本番の試験時間割、入試形式、出題傾向やクセまでを完全に捉えた「近畿大学医学部対策講座」を毎年実施しています。また、対策講座の後には、近畿大学推薦入試本番さながらの「近畿大学医学部模試」も実施しています。
3つめはセンター利用前期、中期、後期の入試の受験科目です。近畿大学はセンター利用入試とは言わず、C方式という呼称なのですが、各入試区分の募集人員が非常に少ないのですが、受験科目がかなり限定されています。例えば、C方式後期の募集人員はわずか2名なのですが、センター試験の採用科目が、必須の英語(筆記とリスニングを100点に換算)と数学ⅠAか国語(現代文のみ100点)か物理・化学・生物(各100点)の5科目から高得点2科目を採用する形となっています。この制度をうまく使えば、たとえ数学ⅡBや古文・漢文、地歴公民を合わせた5教科7科目での得点率が80%程度であったとしても、C方式後期の採用科目で計算すると得点率90%以上になるという計算になり、センター試験の結果によっては十分に合格圏内に入ることも可能です。
兵庫医科大学
兵庫医科大学は、大きく2つの入試区分があります。1つめは、推薦入試です。2つめは一般入試です。
1つめの推薦入試について。兵庫医科大学の推薦入試は2種類あります。1つは出願資格を原則兵庫県在住の現役・1浪までとし、現役は4.0以上、1浪は4.2以上の評定平均値が必要な地域指定制推薦入試です。もう1つは現役のみ出願資格とし、4.0以上の評定平均値が必要な一般公募制推薦入試です。
兵庫医科大学の推薦入試の問題は小論文を除き非公開となっています。Medi-UPでは創設以来受験者からのヒアリングと緻密な問題復元を重ねてきてきた結果、2020年度推薦入試においては、一般公募制12名(うち2名は指定校特別選抜枠)中5名が合格、また、地域指定制 5名中1名が合格を果たしています。実質募集人員15名中6名がMedi-UPからの合格者(合格者占有率40%)となっています。
https://blog.medi-up.net/entry/2019/11/28/192500
2つめの一般入試について。兵庫医科大学の一般入試は2種類あります。1つは一般A入試です。1次試験科目は従来の英語(配点は150点)・数学(配点は150点)・理科2科目(配点は200点)と現代文型小論文(小論文は1次試験合格者のみ判定で配点は50点)です。2次試験は個人面接(配点は100点)です。もう1つは高大接続型と言われる一般入試Bです。出願時に民間の英語試験の資格(英検であれば2020年度入試だと2017年4月以降に取得した2級以上)を必要とします。1次試験科目は、一般A入試と同一の問題を使用する数学(配点は150点)・理科1科目(2科目受験の場合は高得点採用で配点は100点)と現代文型小論文(小論文は1次試験合格者のみ判定で配点は50点)。2次試験科目は、英語の筆記試験(配点は150点)と「課題型面接」と通常の個人面接(配点は2つの面接で30点)です。2次合格者選抜時に、調査書・英語資格試験検定試験による評価として50点の配点の合計530点満点で判定します。
2020年度兵庫医科大学一般B入試でMedi-UPからの最終合格者は募集人員10名中7名!
3月26日(木)現在、2020年度兵庫医科大学一般B入試におけるMedi-UPからの合格者は7名となっております。一般Aと一般Bを併願して受験可能であること、2020年度入試の出願資格である英検2級を取得していれば出願可能であることを最大限生かすことができました。
2020年度医学部医学科 最終合格者は創設以来 史 上 最 高 の 114名 !(3/26(木)22:00現在)
上は3月26日(木)22時現在の、Medi-UP(メディアップ)のみでの最終合格者となっております。
実は、この合格者114名という数字・・・
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Medi-UP 西宮北口校では、医学部医学科を受験される新高校2年生を対象に、「現役高2生コース 医学部入試説明会および体験授業(少人数指導)」のイベントを開催します。
詳しくは、Medi-UP(メディアップ)ホームページをご覧ください。https://www.medi-up.net/
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