2021年度帝京大学医学部学校推薦型選抜　公募制

今回は帝京大学医学部の2021年度学校推薦型選抜公募制の概要についてです。

◎学校推薦型選抜　公募制の募集人員が２名増の10名に

◎評定平均4.0以上で全国の現役生が出願可能な専願制

◎学力試験は英語、数学ⅠＡⅡＢ、理科１科目

• （1）募集人員が2名増の10名に
• （2）評定平均4.0以上で全国の現役生が出願可能な専願制
• （3）学力試験は英語、数学ⅠＡⅡＢ、理科１科目

（1）募集人員が2名増の10名に

2020年度入試との変更点は、募集人員10名のうち福島地域枠2名を学校推薦型選抜から一般選抜にスライドするため、募集人員が8名から10名になったことです。

それでは、2021年度医学部学校推薦型選抜　公募制をまとめた下の表をご覧ください。

（2）評定平均4.0以上で全国の現役生が出願可能な専願制

出願資格は評定平均4.0以上の現役生であれば全国の高校から出願できる専願制です。

学校推薦型選抜の出願資格として評定平均値がありますが、「原則評定平均値4.0以上で全国の高校の現役生だけが出願可能な大学」は、他に東京医科大学、聖マリアンナ医科大学、兵庫医科大学があります。

（3）学力試験は英語、数学ⅠＡⅡＢ、理科１科目

試験内容は、基礎能力適性検査、小論文、個人面接です。
基礎能力検査は英語と数学と理科１科目選択で２科目通しの100分で解答します。数学は一般選抜と同じ数学ⅠＡⅡＢです。

帝京大学のように「学力試験科目が英語、数学ⅠＡⅡＢ、理科１科目」である大学は近畿大学があります。ただし、近畿大学は評定平均設定なしで１浪までが出願可能です。
適性検査や小論文の試験内容をはじめ、合格最低点や各試験の配点は非公表となっています。

また、出願時に英検準１級などのＣＥＦＲＢ２レベル相当の英語優遇措置を申請すれば合否判定の際に優遇が受けられます。