今回は大学入学共通テスト英語の「リスニング」の読み上げ回数についてお伝えします。
◎読み上げ回数は1回読みと2回読みに
◎使用される英語は多様な話者による現代的な標準英語を使用
(1)読み上げ回数は1回読みと2回読みに
問題 (配点) |
第1問 (10点) |
第2問 (20点) |
第3問 (10点) |
第4問 (16点) |
第5問 (20点) |
第6問 |
流す回数 |
2回 |
2回 |
1回 |
1回 |
1回 |
1回 |
出題内容 |
A短文・英文選択 CEFR:A1程度 B短文・イラスト選択 CEFR:A1・A2程度 |
短会話・Q&Aイラスト選択 CEFR:A1・A2程度 |
短会話・Q&A選択 CEFR:A1・A2程度 |
Aモノローグ・図表完成,分類,並べ替え CEFR:A2・B1程度 Bモノローグ・条件選択 CEFR:B1程度 |
モノローグ・ワークシート完成,内容把握 CEFR:B1程度 |
A対話文・Q&A選択 CEFR:B1程度 B会話文(話者4人)・内容把握 CEFR:B1程度 |
今月9月上旬に大学入試センターから届いていることと思います。令和3年度受験案内(41ページにリスニングの概要掲載)をもとに「聞き取る英語音声の流れる回数」をまとめました。
旧センター試験では、全ての大問で英文の読み上げ回数は2回でしたが、共通テストでは2回読みと1回読みが混在するということでしたが、ご覧のように、第1問、第2問は2回読み、第3問から第6問までが1回読みと正式に発表されています。
平成30年に実施された試行調査では、第3問が2回読みでしたが、1回に変更されていますのでご確認ください。
(2)使用される英語は多様な話者による現代的な標準英語を使用
また、使用される英語については旧センター試験では、アメリカ英語でしたが、共通テストでは、アメリカ英語に加え、イギリス英語、日本語を母語とする話者の英語など、多様な話者による現代的な標準英語を使用すると、大学入試センター発表の問題作成方針に明記されていますので、こちらも併せてご確認ください。
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