10/29(木)に、Medi-UP主催の愛知医科大学医学部オンライン入試説明会を行いました。
全体説明会では、コロナウイルス感染症に配慮した令和3年度入試情報や2次試験の面接・小論文についてのお話をお伝えします。
(1)新型コロナウイルス感染症に配慮した令和3(2021)年度入試情報
(2)小論文・面接について
(1)新型コロナウイルス感染症に配慮した令和3(2021)年度入試情報
新型コロナウイルス感染症への学習の遅れへの対応として出題範囲と試験会場の変更を発表しています。学校推薦型選抜で、数学Ⅲを出題範囲から除外、一般選抜で、理科の出題範囲を一部除外しました。(下表参照)
物理基礎(全範囲)・物理(「原子」を除く) |
化学基礎(全範囲)・化学(「高分子化合物の性質と利用」を除く) |
生物基礎(全範囲)・生物(「生態と環境」を除く) |
受験生同士のソーシャルディスタンス確保のため、一般選抜1次試験入試会場に変更があります。
・名古屋会場 TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口を第2会場として新設
・東京会場 サンシャインシティ文化会館→ベルサール高田馬場
・大阪会場 マイドーム大阪→大阪南港ATCホール
また、2020年度入試結果のところでは例年一般入試の1次試験合格者の半数が欠席するため2次試験の実施倍率は約2倍であることもお話いただきました。(下表参照)
【2020年度一般入試結果(受験者数と合格者数)】
・受験者 947名
・1次合格者 285名
・最終合格者 61名
(2)小論文・面接の評価ポイント
2次試験の小論文と面接の評価ポイントを教えて頂きました。
小論文については、「ルールを守る」ことです。600字なのに200字程度で終わっている、横書き指定なのに無理やり縦書きで書いているなどの答案は評価されません。出題されたテーマに対して誠実に真摯な態度で書かれているかを評価します。
面接については、面接官3名のうち、質問をしていない2名の面接官はそれぞれが受験生の目線・言動・挙動を含めて全体を観察しています。圧迫されていると感じるかもしれませんが、それは受け止め方の違いです。受験生の考えの中身がしっかりしているのか、表面的に飾っているのかを面接官が確かめたいという一心で結果的に次々と質問をしています。緊張していたり、口数が少なかったりした場合、面接時間が長くなることもありますがチャンスと捉えてください。
2021年度入試に向けてこの情報が少しでもお役に立てることができれば幸いです。
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