2021年度私立医学部一般選抜の出願方法はインターネット出願が主流になっていますが、インターネット出願後にさまざまな書類の提出が必要になります。主な出願書類は、写真・調査書です。写真については前回のブログで主な大学の写真のサイズや種類をお伝えしましたが、今回出願時に調査書が何通必要かについてです。
例えば、関西医科大学の場合、「複数の入試種別に同時出願する場合は1通のみでよいが、入試種別を分けて個々に出願した場合は出願ごとに1通ずつ必要」と学生募集要項に書かれています。一般選抜(前期)の出願受付は12月7日(月)から始まっていますが、大学入学共通テスト利用選抜(前期)、大学入学共通テスト・一般選抜併用試験の出願受付は12月14日(月)から始まります。もし、一般選抜(前期)と大学入学共通テスト利用選抜(前期)を併願する場合は、12月14日(月)以降に出願すれば調査書は1通の提出が可能です。また、複数の入試区分に同時出願する場合は、検定料の割引も適用されます。一般選抜(前期)のみの出願の場合1検定料が60,000円ですが、一般選抜(前期)と大学入学共通テスト利用選抜(前期)と併願する場合は、検定料が90,000円になります。
調査書の必要数は、大学によって異なります。主な大学の調査書の必要数を以下にまとめましたので、参考にしていただけたらと思います。(最終的には大学の募集要項で必ず確認するようにしてください)
大学名 |
一般選抜と他の入試方式と併願する場合の調査書の必要通数 |
一般選抜と共通テスト利用選抜に出願する場合や一般選抜1次試験を2日受験する場合は1通のみ |
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共通テスト利用選抜と併願する場合は1通のみ |
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出願する入試方式ごとに1通ずつ必要 |
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愛知医科大学 |
出願する入試方式ごとに1通ずつ必要 |
藤田医科大学 |
出願する入試方式ごとに1通ずつ必要 |
複数の入試種別を併願する場合に、同時に出願登録する場合は1通の提出で出願可能だが、別々に追加登録する場合は1通ずつ必要 |
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複数の入試種別に同時出願する場合は1通のみでよいが、入試種別を分けて個々に出願した場合は出願ごとに1通ずつ必要 |
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1回目の出願時に1通必要(推薦入試に出願した場合、一般選抜、共通テスト利用選抜方式出願時は不要) |
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一般A、一般Bの両方に出願する場合は1通のみ |
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出願する入試方式ごとに1通ずつ必要 |
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一般選抜と共通テスト利用選抜(Ⅲ期)の出願期間が異なるため1通ずつ必要 |
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