2021年度私立医学部一般選抜の出願準備について前回のブログでは調査書の必要数についてお伝えしました。
今回は、出願時に志望理由書が必要な大学があることについてです。
▼志望理由書の提出が必要な主な大学
大学名 |
内容 |
「本学志望の動機」(5行) |
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「本学志望動機」「課外活動・ボランティア活動・受賞歴等」「資格・検定等」「今までの人生の中で、あなたが最も誇れること」 |
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「志望理由書」(400字) |
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「医学部入学志願票面接票」をダウンロードし、(本学志望の動機」、「自分が誇れること」を記入する |
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聖マリアンナ |
「スポーツ・課外活動・各種大会成績・取得資格」を、「中学校」「高等学校」「その他」の各項目に分けて入力。「本学への志望動機(具体的に)」 |
「志望動機」(100字以内) |
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愛知医科大学 |
「本学志望動機」(200字以内) |
藤田医科大学 |
「志望理由」(200文字) |
「本学志望理由」(120字以内)、「クラブ活動」「長所・短所」(30字) |
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「本学を志望した理由」(250字以内)、「自己PR」(250字以内) |
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「医師になりたい理由」(105字以内)、「どのような医師になりたいか」(150字以内) |
志望理由のみ書く大学がある一方で、昭和大学や、北里大学、聖マリアンナ医科大学、大阪医科大学などでは、高校時代までの活動や表彰経歴などの記入を求める大学もあります。
志望理由書には、卒業後医師としてどのように活躍したいのかという将来のビジョンと、なぜこの大学を志望したのかを書きます。
医師になりたいきっかけや医師志望理由、高校時代の活動、医師の資質や適性は思い浮かぶと思いますが、それだけでは志望理由にはなりません。
大学に入学して何を学びたいのか、卒業後医師としてどのようなキャリアを進みたいのかというビジョンを絡めた内容が志望理由には必要です。
志望理由を書く際にヒントとなるのが、各大学のアドミッション・ポリシーです。アドミッション・ポリシーは、各大学の学生募集要項に書かれています。受験する大学のアドミッション・ポリシーには1つ1つ必ず目を通し、大学が求める学生像にどのように合致しているのかを押さえておきましょう。
2次試験の面接試験では、このアドミッションポリシーに基づいて行われます。
志望理由の作成文字数は、大学によって異なります。
出願時に志望理由の提出が含まれている大学が多ければ多いほど、出願の準備に時間がかかると思いますので、余裕をもって準備しましょう。
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