時間内に早く正確に本文の情報を処理できるかが勝負!
【傾向】
■出題形式
<経営学部以外>
100分で、現代文1題・古文1題・漢文1題。記述式が基本で、字数制限が設けられている設問が大半を占める。
<経営学部>
80分で、現代文1題・古文1題。現代文、古文の内容ともに他学部の内容と共通。
<経営学部>
80分で、現代文1題・古文1題。現代文、古文の内容ともに他学部の内容と共通。
■傾向について
現代文は、主に評論で、哲学・社会学など幅広い分野から出題される。論理展開が明確で読みやすいものが多いものの、本文の分量がかなり多い(5000字程度)。また、設問も合計400字程度の記述量が要求され、時間内に答案を仕上げるのが難しい。東大・京大や阪大の一部の設問のように、「自分の言葉で」説明させる設問はあまり見られないが、その分だけ本文根拠を素早く正確に見抜き、字数制限内で内容をまとめるという「情報処理」的な思考法・解き方が重要である。勿論、「それっぽい」箇所を抜き出すだけでは解けないので、本文内容を理解する必要があることは大前提である。例年、60~100字程度の記述問題が3問と、全体の要約が必要となる160字程度の記述問題が1問、「漢字の書き取り」が1問(5つの書き取り)出題されている。
古文は、物語・日記・説話・評論など様々なジャンルから出題されるが、説話や軍記物語など中世の出典がやや多く、読みやすい文章が多い。設問は文法・現代語訳・内容説明などに加え、文学史知識が1問程度問われることが特徴である。現代文や漢文に比して、文法・単語や文学史などの知識が定着していれば取り組みやすい大問であり、受験生にとっては比較的短時間で得点を稼ぎやすいと言える。ただし、読みづらい文章が出題される年度もあり、また問われる文学史知識も文学ジャンルや作品名のみならず、作品の内容に関する知識が問われることもあり「(『伊勢物語』の主人公の名前」→「在原業平」や「後鳥羽院に関係の深い歌集」→『新古今和歌集』など)、決して油断はできない。
漢文は、説話・評論・随筆など様々なジャンルから出題され、必要とされる知識は標準的なものがほとんどである。ただし文章自体は古文に比してやや難しいものが多い。設問は基本的な漢字や句形の読み方・書き下し文を答えさせるものと、現代語訳・内容説明があるが、現代語訳・内容説明ともに文章の内容を正確に理解していないと答えづらいものが多い。更に、神大の国語では現代文に多くの時間が取られるため、比較的短時間で解答しなければならない点も難度を高めている。全体として共通テストレベルよりもさらに踏み込んだ学習が必要である。なお、古文と異なり、文学史知識は問われていない。



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