愛知医科大学医学部の入試ご担当の方をお招きし、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら、医学部入試説明会を行いました。
話の冒頭で、名古屋から説明会会場である大阪上本町まで約2時間で来ることができ、距離的に近く感じたと仰っていました。本題は、ドクター・ヘリのキャンセル件数が全国1位である話から始まりました。これは、通常は飛び立つ判断をするのに少し様子を見て判断するのが常だが、本学のドクターヘリは要請があれば1秒でも早く患者のもとに着くためになりふり構わず出動するという、大学病院救命救急科の強い姿勢の表れだと熱く語っておられました。
2022年度医学部入試情報についてのご説明がありました。まず、入試変更点については2021年度入試のような出題範囲の縮小といった配慮はないということです。公募推薦制入試では、英語と数学の学科試験を重視しているので学科試験の対策を優先してほしいということでした。
一般選抜は、1次試験会場となる南港ATCホールで予定通り実施するとのことです。近隣のインテックス大阪を受け入れ態勢として使用するという報道が出ていますが、南港ATCホールは影響ないことが確認できているようです。愛知医科大学の面接は、いわゆる圧迫面接の印象が持たれがちです。そのような質問をする理由は、日頃の面接練習の成果を見たいのではなく、予期しえない質問に対しても真摯に答えることができているかどうかを見ているそうです。一番の評価ポイントはコミュニケーション能力があるかどうか、目線や姿勢や態度も見ています。紋切型の面接対策をするよりも、普段から疑問に思ったことについて自分で調べたり、周りに聞いたりする誠実さ素直さを身に着けてほしい、とも仰っていました。
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