あと数か月で新学年を迎えるこの時期、「うちの子が中だるみしているようで心配です。」という相談を中学生の保護者の方からよく受けます。定期テストでの子どもの得点や順位が下がる一方なのに、子どもに聞くと「いつも通りきちんとテスト対策した。」などと答えるばかり。そのような状況だと、周りのお子さんは高校受験がなく、大学受験に絞って学習できる中高一貫のメリットを活かし頑張っているのに、うちの子は中だるみし徐々に差をつけられているのでは?と焦り、不安が大きくなることは当然だと思います。
ではどのように「中だるみ」に対処すればよいのでしょう。子供も「もっと頑張るように」だけを言われてもどうして良いか分からず戸惑うばかりです。ただ生徒一人ひとりによって対処法は異なってきますので、ここでは一般的な対処法についてお話したいと思います。
「中だるみ」に対処としては何よりもまず、学習習慣、生活習慣の見直しをお勧めします。学習習慣についてですが、まずは学校の授業をしっかりと聴くことです。授業中に他科目や塾の勉強、いわゆる内職はしていないでしょうか。内職は勉強した気にはなれますが、テストに向けたポイントを聞き逃すなどデメリットが大きい非効率な学習です。次に復習です。学校の授業はハイペースで進むことが多いのですが、学校課題も活用し1週間以内には復習を済ませましょう。できない問題や疑問点を溜め込むと何も良いことはありません。学校や塾で解決させましょう。これらを習慣化するだけで効率的にテスト対策もできます。そして生活習慣についてですが、学校課題も多く大変でしょうが無駄な時間をなるべく作らないことを意識し早く寝ることを心がけましょう。
どれも中学1年生の初めにはできていた初歩的なことばかりですが重要なことです。これらができているかいないかが受験期の学習にも大きく影響してきますので、是非実践してください。
以上が一般的な対処法ですが、「うちの子にピッタリの対処法が知りたい」「他の困りごとがある」などがありましたら、Medi-UPに通っている、通っていないに関わらずお気軽にご相談ください。
Medi-UP上本町校 仲江将樹
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