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入試期間の過ごし方

 岩手医科大学国際医療福祉大学から始まった私立医学部入試も本日で2週間が経過しました。結果はどうあれ、後期も含めて入試期間は続きます。今何をすればよいのかこの期間にやるべきことをお伝えします。

(数学・化学担当 大矢浩祐講師)

①まわりを気にせず集中しよう

 入試問題が解けなかったとしたら、落ち込んでしまうと思います。それは正しいことですし、これまでの努力を出し切れなかったという部分で、これまで頑張ってきた人であればあるほど、悔しいはずです。しかし、その結果で一喜一憂してしまうのではなく、次に向けて何ができるかしっかりと考えるようにしましょう。他の受験生の感想をSNSで読んでいる方がたまにいますが、自らを追い込むだけなので、あまりお勧めしません。本当のことが書いてあるとは限りません。入試の難易度を知りたいなら、講師に相談してください。過去問との比較や他教科を含めた全体をみてよいアドバイスをくれるはずです。夜はしっかりと寝て、万全の体調で次の入試に臨むことが大切です。

②入試問題の見直し

 いくつかの大学を受験する場合は、入試問題の見直しは必ずするようにしましょう。他の大学でまったく同じテーマの問題が出題されることはよくあります。例えば、2021年度入試では、近畿大学大阪医科薬科大学の両方で「リチウムイオン電池」が出題されています。もちろんノーベル賞などの時事問題も関係していましたが、近畿大学の見直しをしっかりと行っていた生徒は、大阪医科薬科大学では解くことができたはずです。気持ちの面でも「この前出てた問題なのに」と後悔することもなく、落ち着いて問題に臨むことができたことでしょう。入試問題で解けなかった部分は、自分が苦手としている単元のはずです。講師に質問して解決しておきましょう。また講師に質問することで、どこまで解ければよいか知ることができます。不要な復習はしなくて済みます。

 受験が連続する方もいると思います。長い戦いになります。また途中で2次試験が入ると心身の疲労が蓄積されていくと思います。時にはリラックスする時間をとって、切り替えをうまく行っていきましょう。

Medi-UP講師
大矢 浩祐

 

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大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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