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試験で緊張しない考え方

 10月になり、 推薦入試が目前に迫っている方(または、 既に受けたよ!という方)も多いと思います。試験前になると必ず現れるのが「緊張して眠れない」、 「試験本番はいつもより点が取れない」といった相談をしにくる生徒です。今回は私なりの緊張との向き合い方を紹介したいと思いますので、 緊張するタイプの方は参考にしてみてください。

 早速ですが、 みなさんに一つ問いを投げかけたいと思います。試験本番になると緊張するのはなぜでしょう。人によって異なる理由があるでしょうが、 やはり一番多いのは「不合格の不安」と「合格への期待」ではないでしょうか。
   
    もしこの試験に落ちてしまったら・・・

    この問題が解ければ合格できそう!!
 
 このような「雑念」が入るとそちらで頭の中がいっぱいになり、 結局試験に集中できなくなる。これが緊張のメカニズムだと思います。試験以外でもそうではないでしょうか。例えば、 私もこの仕事を始めて1年目のときは、 とても緊張して授業していたこともありました。「うまくやらなきゃ」とか「失敗したらどうしよう」という感情が湧き上がってくるわけですね。他の先生に見られながらの授業なんかもう最悪です。「うわぁ、 下手なこと言えないなぁ」と緊張・萎縮をしてしまいがちです。

 しかし、 客観的に見てみると、 試験中も、 普段の授業内での演習も、 自習室で時間を測って解く過去問も、 (少し違いますが、 皆さんの前で僕ら講師が問題を解くときも、 )目の前の問題を解くという意味では同じことをしているわけです。これらのどのシチュエーションでも必要な能力は同じです。要は、 緊張しているとき、 人は自ら外的要因を取り入れてしまい、 それらのことで頭がいっぱいになってしまっているわけです。

 以上のことをちゃんと認識して自分の立場、 やるべきことを客観視しましょう。やるべきこと以外のことは考えないようにしましょう。それが物事に集中するということです。漠然と集中しようとするのではなく、 それ以外のことを考えても無駄なだけだと認識しましょう。結局やるべきこと、 やらなければならないことは一つです。開き直りましょう。

 あと、 当事者は失敗を過剰に恐れてしまいがちですが、 客観的に見たら別に試験の一つや二つを落としてしまっても大した問題ではなかったりするものです。失敗を恐れすぎないように。あなた以外気にもしてないことに悩んで自滅しないようにしましょう。

 このようなことを考えるようになってから人から「緊張とかしなさそうだね」とか「メンタルが強そう」とか言われるようになったので、 私には効果があったと思います。皆さんも参考にしてみてください。

Medi-UP 化学担当
柴田祐志

    

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大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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