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愛知医科大学医学部入試オンライン説明会2024を実施しました

 7/18(木)に愛知医科大学医学部の入試課長をお招きし、オンラインで結んで医学部入試説明会を行いました。
 愛知医科大学の入試ご担当者さまから、大学の特色や医学部のカリキュラム、そして2025年度入試変更点を中心にお話をいただきました。

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大学の特色について

 愛知医科大学は愛知県内で初めてドクターヘリが配備され、2022年には創立50周年を迎えました。教育の面では『THE世界ランキング』の教育リソース分野で毎年高い評価を受けており、2023年では東海3県で第1位、全国第10位にランクインしています。また医師国家試験に向けて、学生が主体となっている医師国家試験対策委員会が模擬試験や教材などの意見を出したり、医師国家試験対策の教員が熱心に指導に臨むなど、近年も学生と教員が一丸と取り組んだ結果、医師国家試験の新卒合格率が高い水準を保っており、教育面で強みを持っている大学です。

 愛知医科大学が所在する愛知県の東部に位置する長久手市にキャンパスを持っていて、市の充実した商業施設と自然豊かな住宅地が共存する恵まれた環境で勉強に励むことができます。長久手市は若い世代が多いのが特徴です。平均年齢は40.2歳で、「日本一若い街」と言われており若いファミリー層にも人気で、自然豊かな環境にも恵まれ、じっくりと勉学に打ち込むことにも心地よく住むことにも適した環境です。住みよさランキング2024年の総合評価では、全国第4位、東海地区で第1位にランクインしています。
 現在までの医学部卒業生は4,764名となり、全国内外各地で活躍されています。病院施設については、2014年に現在の愛知医科大学病院が開院し、充実した臨床実習の場として使用されています。2021年4月に愛知県西三河地区の医療を支える愛知医科大学メディカルセンターが愛知県岡崎市に開院し、2次救急から慢性期にいたるまでの幅広い患者さんを受け入れており、学生の臨床実習も行っています。2022年には株式会社メニコンと産学連携により、眼科先端医療の臨床研究拠点となるクリニックMIRAIを開院しました。

医学教育の特徴

 1年時から大学病院での充実した臨床実習を行うためにシミュレーションセンターを開設しています。高機能な人体シミュレーターを用いた各種トレーニングや基本手技トレーニングなど実践的な教育の場として低学年時から高学年時まで積極的に活用しています。2年時には、外来案内実習やチーム医療実習をはじめとする独自のさまざま実習プログラムが組まれており、入学後すぐに医学生としての意欲を高める工夫を凝らしたカリキュラムとなっています。また第2助手として、皮膚縫合や糸結びなどを実際に体験できる手術実習や症例検討会(プレゼンテーション)も体験します。

 充実した学習環境があることも特徴です。6年生になると4月からは国家試験に向けて「医心館」という学習施設を利用できます。朝7時から夜24時まで利用可能です。4年生の途中から始まる臨床実習開始時期から利用できるセミナー室(学習室)は8:30~22:00まで利用できます。土、日曜日や祝日にも使用できる図書館も学習スペースが充実していますし、全国トップクラスの施設を誇るシュミレーションセンターには模擬患者を使った模擬実習を1年生のうちから使用できます。

2025年度入試について

2025年度入試変更点は5点あります。

① 個別試験は新旧両課程に共通した範囲から出題される
② 学校推薦型選抜で数学の出題範囲から新課程の「数学Ⅲ」が除外される
③ 一般選抜の募集人員が約65名から約70名に変更される
④ 大学入学共通テスト利用選抜で、前期と後期を一本化する。(募集人員約15名)
⑤ 一般選抜の1次試験の東京会場がベルサール高田馬場に変更

求める学生像について

求める学生像について、アドミッションポリシーをご紹介いただき、中でも次の5つを強調されておられました。
(1) 医学への強い志向
(2) 基礎学力と問題解決能力
(3) 倫理的価値判断
(4) コミュニケーション能力
(5) 誠実さ
(2)の基礎学力は学科試験で確認され、その他は小論文や面接で確認される事項となります。面接試験に臨まれる際には、これらアドミッションこの5つのいずれかに基づいた質問がされていることを理解しておけば面接の質疑応答でスムーズに回答できるのではないかとコメントを頂きました。

学校推薦型選抜(公募制)と一般選抜、共通テスト利用選抜

続いて、入試区分ごとの2025年度医学部入試情報についてのご説明がありました。

・学校推薦型選抜(公募制)
現役生と1浪生が出願でき、評定平均は全体で3.7以上かつ数学、理科、英語がそれぞれ3.7以上必要です。合格すれば必ず入学する専願制の入試です。学科試験は、英語、数学ⅠⅡⅢABの2科目で小論文、個人面接(受験生1名:面接官3名)も実施されます。2025年度入試は旧課程履修者への経過措置として新旧両課程に共通した範囲から出題されますので、旧課程履修者は数学Ⅲも含まれますので注意が必要です。学校推薦型選抜の問題は一般選抜と比べて理科の出題がないことも大きな特徴ですので、理科の学習が間に合っていない受験生にとってはお薦めの方式になります。学校推薦型選抜は愛知医科大学のホームページからも請求可能です。

・一般選抜
1次試験日は、共通テスト利用選抜テストから2日後の2025年1月21日(火)と全国の私立医学部の中で最も早い1次試験日となります。1次試験の会場および、2次試験の受験日は選択できますが、出願後の変更はできませんので注意が必要です。 
一般選抜の現役と浪人年数別に分けた年齢別志願者数と合格者数についても表を見ながら説明もらいました。2024年度は「現役・1浪・2浪以上」の順で、出願者数が「575・706・919」に対して合格者数は「64・128・103」と年齢に関係なく合格者が出ており、男女比においても受験者と合格者において同じ割合でした。

・大学入学共通テスト利用選抜
前期と後期が一本化され、英語数学国語理科2科目で、国語は近代以降の文章のみ利用し、110点を100点に換算します。2次試験は面接で5段階評価となります。

Medi-UPよりのコメント

 限られた説明の時間であったにもかかわらず、上記以外に国際バカロレア枠や愛知県地域枠にも触れて頂くなど、非常に詳細にお話しもらえました。特に印象に残ったのは、一般選抜の合格者の得点率の分布の表などふだんはあまり目にすることのできない詳細なデータも紹介もらえたことです。繰り上げ合格者を含む1次試験合格得点率は例年概ね60%程度で、合格者の多くは、ここ数年でも大体58~66%の範囲内に収まっているとのことで、多くの受験生が数点差でひしめき合っていることを改めて実感しました。

 近年、推薦や総合型選抜の募集人数増などのため一般選抜の定員が縮小している大学もある中、一般選抜の募集人数が増えることは医学部受験生にとって追い風だと思われます。

 愛知医科大学の受験をお考えの方で受験対策などご相談がございましたらMedi-UP(メディアップ)までお問い合わせくださいませ。

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各説明会では、希望制で個別相談も受け付けており、自分で気になることをご相談いただけますので是非ご参加ください。

大学別 医学部入試説明会2024

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Medi-UP

大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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