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兵庫医科大学でエキスパート養成入試を新規実施、年齢制限は無し


兵庫医科大学医学部が、新たに総合型選抜(エキスパート養成入試)を実施します。



先日5月29日に兵庫医科大学で学校・予備校対象に行われた入試説明会でも説明がありましたが、エキスパート養成入試の実施日は年内11月・12月となります。



これまでも兵庫医科大学医学部では、同時期に多様な入試枠を実施しており、
学校推薦型選抜を2枠(一般公募制、地域指定制)と総合型選抜を3枠(一般枠・卒業生子女枠・国際バカロレア枠)行っていました。



兵庫医科大学で実施される他の学校推薦型選抜と総合型選抜の出願資格の年齢は1浪までで、出願資格を満たせば他の入試枠と同時出願が可能ですが、
今回新設されるこの「エキスパート養成入試」は年齢制限が無く、他の入試枠との同時出願ができないのが特徴です。



「エキスパート養成入試」に出願すると他の入試枠と同時に出願できませんので、兵庫医科大学を志望する現役や1浪の受験生にとっては悩ましい判断を迫られますが、一方で、2浪以上や再受験の受験生にとっては選択肢が広がったとも言えそうです。



今回新設されるこの「エキスパート養成入試」は、募集人員3名以内の専願制となりますが、これに伴って、一般選抜Aの募集人員が3名減となります。
兵庫医科大学の一般選抜Aの募集人員は、過年度2022→2023→2024→2025年度で、約85→78→74→67名と減少を続けており、2026年度もさらに減少となります。
やはり、医学部入試において推薦や総合選抜の機会を活かすことは重要でしょう。



兵庫医科大学医学部「エキスパート養成入試」の出願条件には、『卒業後に兵庫医科大学で当該診療科医師として卒業時から通算して5年以上勤務することを確約』することが求められます。兵庫医科大学への強い志望理由はもちろんのこと、兵庫医科大学が求める特定診療科「外科(消化器外科、乳腺・内分泌外科、小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科)、救急科」の医師になる覚悟を強く持ったうえで、それを入試で示すことが必要になるはずです。



さらに「エキスパート養成入試」で入学した者には、6年間の学費で1,710万円の奨学金が貸与されることも大きな特徴でしょう。



さて、兵庫医科大学医学部「エキスパート養成入試」の試験科目は、2次試験で志望科に対するプレゼンテーションが課される以外は、他の総合選抜と同様の内容になります。
注目するべきは、やはり数学が課されないことでしょうか。



兵庫医科大学医学部の学校推薦型選抜・総合型選抜の問題は非公表ですが、問題の傾向を知って入試に臨むことは重要です。応用力が試される問題も出題されますが、合格には基本・標準問題をきちんと取りきることが必要です。



メディアップでは兵庫医科大学医学部の学校推薦型選抜・総合型選抜に完全対応した専門の対策講座と模試を5回完成で行っています。
遠方の方にも受講してもらいやすいように講義はオンラインで行える形式にしています。
対策講座は今年も例年通り7月から実施予定です。



また6月28日(土)に兵庫医科大学の入試説明会を、Medi-UP(メディアップ)西宮北口校にて実施する予定です。大学の入試ご担当者に来校頂き、詳しく説明頂きますので是非ご参加ください。



Medi-UP(メディアップ)京都校  土肥 真輔

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大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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