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夏の学習アドバイス_H・Fさん(六甲学院卒/京都大学法学部)


よく「勝負の夏」という言葉が使われますが、実際は「勝負の 1 年」の中の約 1ヶ月半にすぎません。
夏だけ頑張ったところで何かが劇的に改善するわけでもなければ、それだけで合格できるというわけでもありません。
夏に過度な期待をせず、今まで通りにやるべきことを淡々とこなしましょう。
とはいえ、比較的自由に勉強ができるという点で夏休みは特別です。基礎に不安を抱えている人は、遅くとも夏休みの前半までにはすべて潰しましょう。
自分がどこに不安を抱えているかが分からない場合、一番手っ取り早いのは今までの模試を見直すことです。
変にカッコつけようとして赤本や難しめの問題集に手が伸びてしまいがちですが、その前にやることは誰しもあるはずです。
前期の授業は完璧に身についていますか?
古文単語は忘れていませんか?
『ぼん単』(研伸館)は派生語まで覚えていますか?
『50の定石』(研伸館)で解法が思い浮かばない問題はありませんか?
今後皆さんに必要となるもののほとんどは、これまで学んできた中にあります。
自分の苦手と正面から向き合って、とにかく復習を大切に。
過去問や新たな問題集は、「もうこれまで教わったことは完璧だ」と胸を張って言える人が恐る恐る手を出すものです。
そして最後に、夏休みは、周りが異常に勉強しているように見えます。中には、自称 1 日 12 時間勉強している人が現れます。
僕の恩師である研伸館の今村先生は、「人間が勉強できるのは 1 日 8 時間が限界」とおっしゃいました。
僕もそう思います。それ以上は、たとえ机に向かっていても集中がもたないと思います。
何より、受験は夏で終わりではありません。
秋、共テ直前期、共テ終わりから 二次試験までと、まだまだ先は長いです。
繰り返しますが、変に気負わず、これまで通りに頑張りましょう。
どこかで息抜きのポイントもつくって、まだまだ続く受験生活を乗り切ってください。




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