各大学で推薦・総合選抜の合格発表が相次いでいますが、兵庫医科大学医学部でも学校型推薦選抜に続いて総合型選抜の合格発表が行われました。特に今年度は、新設となった『エキスパート養成入試』も実施されましたが、その合格者3名全員がメディアップの受講生でした。
初年度の入試は往々にして受験者数が少ないことがありますが、エキスパート養成入試は募集人数3名以内に対して、初年度ながら出願者数は50名以上で、かなりの激戦となりました。
狭き門の中、合格された方は本当におめでとうございました。
一方、残念ながら不合格だった受験生も今回は総合型選抜と言えど、レベルはかなり高かったはずですので、一般入試に向けて諦めずに切り替えて頑張ってください。
エキスパート養成入試では1次試験終了時に6名まで絞られましたが、2次試験は他の総合選抜(一般枠・子女枠)と同じく「個人面接」と「プレゼンテーション試験」が課され、「プレゼンテーション試験」では志望する科についてのプレゼンが課されると事前に告知されていました。ここでは詳しく記しませんが、受験した生徒からの報告では一般枠・子女枠の面接とは違い、受験生の本質を見極めることを重視したような質問が多くあったようです。
そのような面接が行われたのは、やはり、エキスパート養成入試での入学者には修学資金が貸与されることに加えて、卒業後に兵庫医大病院の特定の診療科で研修医・専攻医となることが条件ですので、大学としても受験生の素養や適性をしっかりと見定めようとしたと推測されます。
医学部入試では私立大学・国公立大学を含めて、それぞれで特徴のある入試が行われていますので、合格するためには学力を上げる重要性は高いこともちろんですが、受験生が自分の適性を知ったうえで、その入試の対策の準備を入念に行うことも必要でしょう。
Medi-UP(メディアップ) 土肥 真輔
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