兵庫医科大学医学部の2025年度入試に大きな変更があります。
①学校推薦型選抜(一般公募)が1浪OKに
これまで現役のみに受験資格があった「一般公募」ですが、1浪生まで受験が可能になりました。
そして、募集人員に変更はありません。
現役生にとっては、大きなライバルが出現することになります。
一方で、評定の要件を満たしている1浪生については新しい選択肢が出現しました。
※現役生は「1学期終了時」、1浪生は「卒業時」に4.0の評定が必要です。
②学校推薦型選抜(地域指定制)
兵庫県在住・高校在籍者が受験できる「地域指定制」はもともと1浪生も受験可能でしたが、必要な評定平均が4.2から4.0に下げられました。
③国際バカロレア枠を「併願」で新設
国際バカロレア資格授与(見込み)者が受験できる「国際バカロレア枠」が新設されます。
ポイントは併願であることで、兵庫医科大学の他の総合型選抜(一般枠・子女枠)や学校推薦型選抜は全て専願であるのに対し、併願可能となっています。
※ただし兵庫医科大学が実施する他の推薦型との併願は不可
④一般選抜の配点変更
(1)一般選抜のうち、英検などの英語検定の取得により受験ができ、英語が1次試験になく2次試験に課される「一般選抜B(高大接続型)」ですが、1次試験の数学配点が150点から100点に変更になります。一般選抜Bの理科は1科目のため、理科の1科目は得意、という受験生にはより有利になるはずです。
(2)一般選抜A・Bとも面接・調査書の配点が100点から80点に変更となります。
⑤受験会場の変更
関西の一般選抜の1次試験会場が神戸国際展示場に戻ります。昨年度は大阪南港のATCホールで実施されていました。
今回、特に推薦入試で大きな変更があった兵庫医大の入試。受験戦略を精査しなければならない人が出てきます。兵庫医科大学の入試や対策については、ぜひメディアップにご相談ください。
Medi-UP 福武 誠
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