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2023関西4私立医大合同入試説明会を行いました(近畿大学)

 9/3(日)に関西の4つの私立大学医学部(大阪医科薬科大学関西医科大学近畿大学兵庫医科大学(五十音順))が一堂に会し、Medi-UP(メディアップ)上本町校にて合同入試説明会を行いました。多くの生徒・保護者にご参加いただき、各大学からの話を、熱心に耳を傾けて聴かれていました。

 今回は近畿大学医学部の特色、カリキュラム、2024年度入試概要についてご説明いただきました内容を一部ご紹介します。

近畿大学医学部の特色について

 近畿大学医学部は、1974年開学の新設医学部で、南海高野線金剛駅または、泉北高速鉄道泉ケ丘駅下車、どちらもバスで約15分のところに大阪狭山キャンパスがあります。2025年11月には大阪府堺市にある泉ケ丘駅前に移転予定で、駅直結のアクセス至便な立地となります。令和6年に入学すると2学年の途中から新しいキャンパスと最新の医療設備が整えられた病院で、最先端の医療を学ぶことができます。

 近畿大学医学部は、世界に誇る優秀な教授陣が魅力です。消化器内科や腫瘍内科の医学部教授が発表する研究論文が世界の論文の中で上位1%に入る引用回数となり、臨床医学部門では近畿大学が唯一受賞しました。卓越した診療技術も優秀で、心臓血管外科と循環器内科がワン・チームとなり、ロボット手術など多彩な低侵襲アプローチで対応できるエキスパートが揃っていることも特徴です。世界大学ランキング2023、アジア大学ランキング2022で1位を獲得しており、医学部での教育・研究力で高い評価を受けています。

 近畿大学のカリキュラムは、1年次に基礎科目、外国語科目、共通教養科目に加え、早期臨床体験実習や解剖実習を、2年次に基礎医学をディスカッションベースのテュートリアル教育で学びます。3~4年次に臓器・器官別のユニットで臨床医学を、4年次の秋には国家試験化された医学的知識を問うCBTと臨床技能の基本を修得しているかを評価するOSCEを受験します。両方に合格すると、4年次の11月からステューデントドクターとして40週にわたり約30の診療科をローテーションで回る「クリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)」を行います。和歌山県串本町にある串本町立病院をはじめ約30の教育連携病院で、地域医療と一般診療を学びます。臨床実習終了後、5年次から医師国家試験合格に向けての準備対策を行い、Post-CC OSCEという医学部卒業試験に合格して初めて医師国家試験の受験資格を得て、医師国家試験に臨みます。2023年度第117回医師国家試験 新卒の合格率は94.6%でした。

一般選抜(前期)の数学が他学部共通問題に

2024年度入試より、一般選抜(前期)1次試験の数学が、2024年度入試から他学部共通問題となり、マークシート方式の解答方式となります。それに伴い、1次試験時間割が、理科→英語→数学の順へと変更されます。1次試験会場は、東大阪キャンパスですので、試験会場を間違わないように十分注意しましょう。

一般入試(前期・後期)、地域枠(一般前期型・一般後期型)・共通テスト利用方式(前期・中期・後期)

 一般入試(前期・後期)は、1次試験で実施される、英語・数学(ⅠⅡA B)・理科2科目で英語と理科が医学部独自問題、数学のみ他学部共通問題を使用し、学力試験合計点の高い成績順に1次合格者を出します。2次試験(小論文・面接)は段階評価です。

 地域枠入試は、2023年度入試と同様、2024年度入試も一般選抜(前期・後期)で実施する予定です。地域枠入試に出願した場合、一般入試(前期)と併願することは可能ですが、地域枠入試で合格した場合、入学を辞退することはできません。

 共通テスト利用方式は、1次試験(大学入学共通テスト)は、前期、中期、後期によって、試験科目が異なります。前期は英語(リーディング80点とリスニング20点)・数学(ⅠAⅡB200点)・理科2科目200点の500点満点、中期は英語(リーディング80点とリスニング20点)・数学(ⅠA)または国語(近代以降の文章)の高得点科目100点)・理科2科目200点の400点満点、後期は英語(リーディング80点とリスニング20点)・数学(ⅠA)・国語(近代以降の文章)・理科2科目から高得点の2科目200点の300点満点です。大学入学共通テストの英語の配点が、リーディング100点リスニング100点の200点満点のため、リーディング160 点、リスニング40点の200点とした上で、100点に換算します。2次試験は、前期、中期、後期全て小論文・面接です。

 2023年度の入試区分ごとの1次合格最低点は、推薦入試が74%、一般選抜(前期)が53.3%、一般選抜(後期)が57.5%、共通テスト利用選抜(前期)が83.8%、共通テスト利用選抜(中期)が85.0%、共通テスト利用選抜(後期)が86.0%でした。地域枠入試は県ごとに最低点が公表されています。

 2023年度入学者の性別・年齢別学生数では、入学定員111名中約半数を現役と1浪で占めますが、再受験生や社会人経験者の方の入学者もおられ、年齢による有利・不利はありません。

 推薦入試を除く補欠からの繰上合格候補者への合格通知は、UCAROに登録された「本人の携帯電話番号」に連絡しますので、必ず入力してください。

近畿大学医学部の受験をお考えで詳しい内容をお知りになりたい方はMedi-UPまでお問い合わせください。

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大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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