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浪人することを決めた受験生に向けて

残念ながら医学部合格を果たせず、もう一年がんばることにした受験生に向けて、思うことを書いてみようと思います。

まずはお疲れ様でした。連日にわたる試験の連続で大変だったと思います。そして、結果を出せなかったことを悔やんでいるでしょう。その悔しさを忘れないでほしいと思います。月並みな表現ですが、やはり「悔しさをばねに」できた受験生だけが、一年後に合格します。ばねをしっかり縮めて、大きな運動エネルギーに変換してください。

そのためにも、いま一度「医学部を目指す理由」を言葉にしてみてください。面接の練習で志望理由は用意しているでしょうが、もっと本音で「どうしても医学部じゃなきゃだめなんだ」という、自分だけの理由を明確にしてください。それは崇高な理由でなくてもよいのです。「医学部じゃないと自分のプライドが許さないから」とかでもかまわない。とにかく「どうしても」という理由がないなら、あまり悔しさも感じられず、また一年間勉強し続けることは難しいでしょう。

さて、浪人生に課せられた責任は「結果を出すこと」です。もちろん、最終的には一年後の医学部合格こそが出すべき結果ですが、より短期的には「全国模試での高偏差値」を出してください。これは医学部を目指す浪人生が必ず果たすべき責任です。あなたはすでに成人しているにも関わらず、働かずに勉強さえしていればよいという環境を与えられたのです。その幸運な環境が存分に活かされていることを証明する責任があります。模試の成績表がその唯一の証明書です。模試に向けて、緊張感を持って勉強してください

直近の全国模試は5月ごろにあります。あと2ヶ月ほどしかありません!まずは昨年度に受けたすべての模試の問題、答案、成績表を引っ張り出して、もう一度解きましょう。昨年度よりも成長しているでしょうか?成長しているのであれば、少なくともこの一年間の勉強の方向性は間違っていなかったと言えます。一方、「勉強したはずなのに、やっぱり解けない」ならば要注意です。信頼できる講師に学習アドバイスを受けることをおすすめします。

5月の全国模試は通常、現役生に配慮して出題範囲が制限されます。そのような有利な条件で、現役生に負けるわけにはいきませんよね?もちろん、自分が以前よりも成長していることが最も重要であり、特に苦手教科に関しては偏差値を意識しなくてもよい、という考え方もあるでしょう。しかしながら、他人に勝たなければ合格できないこともまた現実です。その意味で、相対評価の視点を与える偏差値はやはり重要なものです。これからの一年間は、偏差値にフルコミットしてほしいと思います。

Medi-UP化学講師
織田 拓也

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大阪市と兵庫県西宮市、京都市に開校している医系受験専門指導 Medi-UP(メディアップ)。医学部に合格したい!そんな声に応えるため、専門スタッフが一人ひとりの志望校や状況に応じた学習法などきめ細かな対策を講じます。優れた学習環境と万全のサポート体制で、個別指導授業に加え、少人数クラス授業を開講し、全てのレベルに対応します。

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