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金沢医科大学医学部入試オンライン説明会を行いました

9/5(月)に金沢医科大学医学部の入試担当の方をお招きし、オンラインミーティングツールを用いて医学部入試説明会を行いました。

今回の説明会でお話いただいた内容を一部ご紹介させていただきます。

金沢医科大学の特色について

金沢医科大学は、1972年開学の新設医学部で、JR北陸本線北陸新幹線金沢駅から北陸鉄道浅野川線に乗り換えて終点内灘駅下車、バスで約10分のところにあります。医学部・看護学部の2学部を有します。今年開学50周年を迎えます。日本で唯一日本海に面した立地にキャンパスを構えたロケーションです。
建学の精神は、「良医を育てる」「知識と技術をきわめる」「社会に貢献する」です。「倫理に徹した人間性豊かな良医の育成」を建学の精神に掲げています。医学部のアドミッションポリシーは、知的好奇心が旺盛で、学ぶことへの集中力、忍耐力、持続性を備えている人を最も求めています。
金沢医科大学のカリキュラムの特徴は、初年次教育の充実です。1年次の一般教育科目では、文章力・思考力・対話力を養成するためのアカデミックスキルズ、クリティカルシンキングを一般教育科目として実施し、他大学からも注目を集めています。また、専門教育科目では、1年次の春から解剖実習を行いプロフェッショナルとしての意識を早期から身に着けることを意識しています。スワヒリ語でゆっくりを意味する「ポレポレカフェ」を開設し高学年の先輩が低学年の学生が抱える不安や悩みを気軽に相談する学生主体のメンター制度もあります。
また、臨床現場を想定した医師国家試験問題に対応するため、他大学に先駆けて4年次よりクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)を行い、卒後臨床研修により近い実習を行います。それに伴い、3年次の終わり頃に全国共通の共用試験であるCBT・OSCEを実施しています。地域医療に貢献するために、金沢医科大学病院、金沢医科大学氷見市民病院、能登北部地域医療研究所で充実した地域医療研修を行っています。
医学教育海外研修プログラムも充実しており、1年次にニュージーランドオークランド大学で海外語学研修を実施、5~6年次にアメリカのバーモント大学やハワイ大学、マクデブルク大学で約4週間の医学研修を実施しています。

総合型選抜(AO入試・卒業生子女入試・研究医枠※)・学校推薦型選抜(指定校・指定地域)の出願書類(自己推薦書)の字数が2023年度入試より1,000字以内に

2023年度入試変更点として、総合型選抜(AO入試・卒業生子女入試)・学校推薦型選抜(指定校・指定地域)の出願書類の1つである自己推薦書が1,000字以内となります(従来の2,000字以内から変更)。また、総合型選抜(AO入試)の2023年度募集人員が14名(2022年度は21名)となります。
※2022.8.9現在研究医枠1名は、文部科学省認可申請

一般選抜(前期・後期)の1次試験の合否判定が素点判定に

2023年度入試より、一般選抜(前期・後期)の1次試験の学科試験は素点で判定を行います。2日間受験した場合は、「試験日ごとの4科目の合計点が高い日」の点数を採用します。また、東京試験場が、TOCビル本館に、名古屋試験場が、TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口にそれぞれ変更されます。
一般選抜(前期)と一般選抜(後期)の1次試験科目において、数学の出題範囲が前期と後期で異なることに注意しましょう。前期の数学の出題範囲は、数学ⅠⅡⅢABであるのに対し、後期の出題範囲は、数学ⅠⅡABのみです。
一般選抜(前期・後期)の2次試験では、小論文(60分・60点)、とグループ面接(約20分・110点)が実施されます。「課題」についてグループディスカッション(思考力、判断力、表現力、主体性、協調性、コミュニケーション力を評価)します。金沢医科大学のアドミッションポリシーに沿って、知的好奇心が旺盛で、学ぶことへの集中力、忍耐力、持続性を備えている人を最も求めています。2022年度入試の1次試験の合格ラインは、前期が約60%、後期が約65%ですが、2次試験正規合格ライン圏内に入るためには、前期・後期ともに8割を目標の目安にしてほしいです。

特待生制度を2023年度より導入

金沢医科大学の6年間学費総額は、3,950万円となっていますが、2023年度より特待生制度を導入します。一般選抜(前期)において学業、人物ともに優秀な者10名を対象に初年度の前期分の授業料、設備更新費、教育充実費に相当する学納金450万円を減免します。

金沢医科大学医学部の受験をお考えの方で詳しい内容をお知りになりたい方はMedi-UPまでお問い合わせください。

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