前回のブログでは、2021年度一般選抜で大学入学共通テスト 配点変更をした主な大学についてお伝えしました。
今回は、2次試験科目・配点を変更した大学についてお伝えします。
下の表は、2次試験科目・配点を変更した大学になります。
大学名・日程 |
2020年度 |
2021年度 |
旭川・前期 |
英語(100点)・数学(100点)・ 面接(150点)の350点 |
英語(150点)・数学(150点)・ 面接(50点)の350点 |
旭川・後期 |
理科(200点)・面接(150点)の350点 |
英語(200点)・面接(50点)の 250点 |
弘前・前期 |
英語(300点)・数学(300点)・ 面接(300点)の900点 |
総合問題(300点)・面接(200点) の500点 |
富山・前期 |
英語(200点)・数学(200点)・ 理科(2)(300点)・面接(100点) の800点 |
英語(200点)・数学(200点)・ 理科(2)(200点)・面接(100点)の700点 |
金沢・前期 |
英語(200点)・数学(200点)・理科(2)(200点)・面接(100点)の700点 |
英語(300点)・数学(300点)・ 理科(2)(300点)・面接(150点)の1050点 |
大学名・日程 |
2020年度 |
2021年度 |
名古屋・前期 |
国語の出題範囲は、国語総合・現代文B・古典B |
国語総合・現代文B (古文・漢文を除く) 2021年度入試に限り、面接試験を実施せず志望理由書を中心とした書類審査を実施 |
愛媛・前期 |
英語(200点)・数学(200点)・ 理科(200点)・面接(100点)の700点 |
英語を廃止し総合問題を実施 数学(200点)・理科(200点)・ 総合問題(200点)・面接(100点)の 700点 |
長崎・前期 |
英語(200点)・数学(250点)・ 理科(250点)・面接(60点)の 760点 |
英語(200点)・数学(250点)・ 理科(250点)・面接(100点)の 800点 |
大分・前期 |
英語(100点)・数学(100点)・ 理科(100点)・面接(200点)の 600点 |
英語(100点)・数学(100点)・ 理科(200点)・面接(150点)の 550点 |
大学名・日程 |
2020年度 |
2021年度 |
名古屋市立・ 前期 |
英語(150点)・数学(150点)・ 理科(2)(200点)・面接(200点)の700点 |
英語(300点)・数学(300点)・ 理科(2)(400点)・面接(200点)の1200点 |
京都府立医科・前期 |
英語(200点)・数学(200点)・ 理科(2)(200点)・面接 |
小論文を新規に実施。 配点はないが調査書等と共に面接試験において活用 英語(200点)・数学(200点)・ 理科(2)(200点)・小論文・面接 |
旭川医科大学・後期が理科から英語に科目変更しています。英語200点、面接50点となります。
富山大学・前期の理科の配点が300点から200点に変更します。
金沢大学・前期の英語・数学・理科の配点をそれぞれ100点上げ、700点満点から1050点満点に変更し2次重視の傾向です。
国語を2次試験で課していた名古屋大学・前期は、国語の出題範囲から古文・漢文を除外した現代文のみとなる上、面接試験をせず志望理由書を中心とした書類審査となります。
共通テストの国語の配点を100点にした愛媛大学・前期は、2次試験で英語を実施せず総合問題を実施します。
募集人員、2段階選抜、共通テスト科目・配点で変更した名古屋市立大学・前期は、2次試験科目の配点を大きく引き上げ700点満点から1200点満点に変更します。共通テストは550点満点、2次試験は1200点となり2次重視の傾向です。
そして、京都府立医科大学・前期は2次で小論文を新たに実施します。課題文を読んで論述するもので、面接試験では小論文の内容についての質問されるということです。
次回のブログでは、国公立医学部医学科の共通テストと2次試験の配点比率についてお伝えします。
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