今回は2021年度私立医学部一般選抜において、昨年2020年度入試に対して1次試験日を大幅に変更した大学についてです。
◎自治医科大学の2次試験で学力試験を新たに実施
◎埼玉医科大学の小論文が和文と英文を含む記述式に
大学名 |
令和2年度 |
令和3年度 |
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杏林大学・前期 |
2月 3日(月) |
➡ |
1月22日(金) |
関西医科大学・前共テ併 |
1月25日(土) |
➡ |
1月30日(土) |
近畿大学・前期 |
1月26日(日) |
➡ |
1月31日(日) |
昭和大学・選抜Ⅰ期 |
1月24日(金) |
➡ |
2月 5日(金) |
埼玉医科大学・前期 |
1月25日(土) |
➡ |
2月 6日(土) |
1月31日(金) |
➡ |
1月25日(月) |
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1月23日(木) |
➡ |
1月28日(木) |
関西圏は関西医科大学と近畿大学で1週後ろ倒しに
関西圏の関西医科大学と近畿大学は、昨年に比べそれぞれ1週後ろ倒しにしています。関西医科大学は1/30(土)に一般前期共通テスト併用を実施しますが、現役生のみ受験可能な共通テスト第2日程と重複します。
関東圏は杏林大学と昭和大学が変更に
関東圏では、杏林大学は2/3から1/22に大きく前倒ししています。杏林大学は2019年度に実施した一般後期を2020年度で廃止したり、2020年度入試でセンター利用後期を新規募集したりと入試制度変更を目まぐるしく行っています。昨年は東海大学の1次試験日1日目と重複していましたが、2021年度は今のところ単独日程となっています。
昭和大学は、1/24から2/5に大きく後ろ倒ししています。500万円の学費値上げや、2018年度入試で現役・1浪生に有利な加点操作を行ってきた経緯があったからなのか、2020年度選抜Ⅰ期の志願者数が2020年度入試に比べて74.1%の-923名減となっています。
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