今回は2020年度 兵庫医科大学 入試結果についてです。
◎推薦入試は地域指定制と一般公募制の2つの最低点が公表
◎一般Aの正規合格ラインの目安は65%程度
◎一般Bの正規合格ラインの目安は60%程度
正規合格最低点/満点 (得点率) |
|
地域指定制 推薦 |
315.9/430点満点 (73.3%) (+4.15) |
一般公募制 推薦 |
304.4/430点満点 (70.8%) (-12.86) |
一般A (4科目型) |
404.3/650点満点 (62.2%) 小論文50点、面接・調査書100点を含む |
一般B (高大接続型) |
314.8/530点満点 (59.4%) 小論文50点、調査書と英語資格50点、英語100点、面接30点を含む |
推薦入試は地域指定制と一般公募制の2つの最低点が公表
まず推薦入試についてです。兵庫医科大学の推薦入試制度は2つあります。
1つは、兵庫県内在住かつ1浪まで出願可能な「地域指定制」、もう1つは全国の高校から現役のみ出願可能な「一般公募制」の2つがあります。
2018年度入試~2020年度入試までの過去3年間の最低点の推移では、地域指定制が2020年度が、73.3%、2019年度が72.5%、2018年度が66.7%と概ね70%台となっています。
一方、一般公募制の過去3年間の最低点の推移では、2020年度が70.8%、2019年度が67.8%、2018年度が64.2%と概ね65~70%台となっています。
一般Aの正規合格ラインの目安は65%程度
次に一般A(4科目型)についてです。2019年度から配点が大きく変わっていることを念頭に置く必要があります。
2次試験の面接・調査書の配点が100点と新たに設定されましたので、650点満点中404.3点、得点率62.2%でした。2019年度は550点満点中で得点率64.0%とほぼ横ばいでした。
一般Bの正規合格ラインの目安は60%程度
一般Bですが、1次試験の数学の配点が100点から150点に、2次試験の英語の筆記試験の配点が100点から150点に配点変更されました。
ちなみに一般Bの1次試験の配点は、数学150点、理科1科目100点の250点満点。2次試験の配点は、1次の小論文50点、英語筆記150点、課題面接・個人面接30点、英語資格50点の280点の合計530点満点中314.8点、得点率59.4%でした。2019年度は430点満点中で得点率59.6%とこちらもほぼ横ばいでした。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。