今回は2020年度 近畿大学医学部 入試結果についてです。
◎一般前期・後期の合格ライン目安は60%台前半か
◎大学共通テスト(旧センター利用入試)の合格ライン目安は86~89%程度
◎各府県地域枠の合格ラインも府県ごとに公表
入試方式 |
合格者最低得点率(最低点/満点) |
1次合格者 63.0% (±0.0)(189点/300点) |
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一般前期 |
1次合格者 56.7% (+1.7)(222点/400点) |
大阪府地域枠 |
1次合格者 47.5% (190点/400点) |
奈良県地域枠 |
1次合格者 46.2% (185点/400点) |
和歌山県地域枠 |
1次合格者 43.0% (172点/400点) |
静岡県地域枠 |
1次合格者 46.5% (186点/400点) |
一般後期 |
1次合格者 52.0%(-0.8)(208点/400点) |
C方式(前期) |
最終合格者 86.0% (430点/500点) |
C方式(中期) |
最終合格者 89.0% (356点/400点) |
C方式(後期) |
最終合格者 89.67%(269.01点/300点) |
一般前期・後期の合格ライン目安は60%台前半か
近畿大学がホームページ上で発表した公募推薦、一般前期、後期、各府県地域枠の1次合格ラインとセンター利用前期、中期、後期の1次合格者の最低ラインをまとめたものが上の表になります。
カッコ内の赤字の数字は昨年との点数差を表しています。昨年度入試とほぼ同じラインとなっています。
公募推薦(※)、一般前期、後期は概ね60%台前半が合格ラインとなっています。
※2021年度学校推薦型選抜では、英語だけ他学部共通問題を使用することを公表していますので、1次合格ラインがどの程度上昇されるのかが注目されます。
大学共通テスト(旧センター利用入試)の合格ライン目安は86~89%程度
大学入学共通テスト(旧センター利用入試)の合格ラインについては前期がセンター利用前期が約86%、中期が89%、後期が約90%です。
総合するとセンター利用前期、中期、後期の最終合格ラインは86~89%程度となっています。
各府県地域枠の合格ラインも府県ごとに公表
2020年度入試より、各府県地域枠入試が一般入試前期の一般枠と別枠で選抜されました。さらに各府県ごとの1次試験合格ラインもホームページで公表されています。2020年度入試では一般入試前期で募集を行いました。大阪府地域枠については募集定員3名のところ合格者が2名だったため、一般入試後期で追加募集(1名)を行いました。大阪府地域枠の追加募集における1次合格最低点は172点でした。
今回は地域枠入試を一般枠と別枠で行った初年度だったこと、また合格すれば必ず入学し卒後義務も伴う専願制ということもあり一般枠と比べて最低ラインが異なっています。
2021年度入試においては、地域枠入試は学校推薦型選抜で選抜します。
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