今回は大阪医科大学の2021年度入試変更点についてです。
大きな変更点としましては、2点あります。
◎大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1
◎大学入学共通テスト利用選抜の試験科目に大幅変更あり
変更前(2020年度入試) |
変更後(2021年度入試) |
|
大学入学共通 テスト英語配点 |
筆記180点 リスニング20点 200点 |
リーディング160点 リスニング40点 200点に換算 |
大学入学共通テスト利用選抜 出題範囲 |
英語・数学ⅠAⅡB・理科2科目・国語(古漢含)・ 地歴公民1科目 750点満点 |
英語・数学ⅠAⅡB・理科2科目・国語(現代文のみ)・ 700点満点 |
(1)大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1
1点目は、大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1であることです。4:1の配点比を設定している私立医学部は、他に順天堂、東海、愛知医科(前期・後期)、福岡、産業医科となっています。
(2)大学入学共通テスト利用選抜の試験科目に大幅変更あり
2点目は、大学入学共通テスト利用選抜の試験科目が、地歴公民が除外され、国語の出題範囲が現代文のみになることです。
新型コロナウイルス感染症に症拡大に伴う特例措置の一環と考えられますが、共通テスト国語の出題範囲を現代文に絞った大学は、大阪医科の他に、藤田医科があります。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。