今回は藤田医科大学の2021年度入試変更点についてです。
大きな変更点としましては、3点あります。
◎ふじた未来の高卒枠が1浪までに変更
◎一般選抜の募集人員の変更
◎大学入学共通テスト利用選抜の試験科目を変更
入試区分 |
2020年度(120名) |
2021年度(120名) |
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総合型選抜 |
ふじた未来 |
高3枠と高卒枠 合わせて15名 |
高3枠と高卒枠 合わせて15名 |
(高卒枠)2浪まで |
(高卒枠)1浪まで |
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一般選抜 |
前期 |
一般枠75名 愛知県地域枠5名 |
一般枠72名(-3) 愛知県地域枠5名 (地域枠は2浪までの愛知県出身者限定) |
後期 |
一般枠5名 愛知県地域枠5名 |
一般枠8名(+3) (うち3名は現役生枠) 愛知県地域枠5名 (地域枠は2浪までの愛知県出身者限定) |
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共通テ選抜 |
前期 |
10名 |
10名 |
後期 |
5名 |
5名 |
(1)ふじた未来の高卒枠が1浪までに変更
1点目は、総合型選抜のふじた未来入試の高卒枠の年齢制限が2浪までから1浪までに変更されます。
(2)一般選抜の募集人員の変更
2点目は、一般選抜の募集人員の変更です。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う現役生の学業の遅れに配慮し、前期の募集人員3名を後期に移し、現役生から選抜します。(ただし、現役生枠で合格した3名は成績優秀者奨学金(※)の対象にはなりません)
※成績優秀者奨学金・・・年150万円を2年間、成績上位3分の1にいれば継続⇒貸与機関と同期間(最大5年本学勤務で返還免除)
そのため、一般選抜前期一般枠の募集人員が75名から72名に3名減となっています。
また、新型コロナウイルス感染症に罹患した場合等で一般後期、共通テスト利用選抜後期を受験できなかった場合は、3月23日(火)に特例追試を行います。
(3)大学入学共通テスト利用選抜の試験科目を変更
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う現役生の学業の遅れに配慮し、大学入学共通テスト利用選抜の試験科目を変更します。
前期も後期も、国語を現代文のみとし、地歴公民を試験科目から除外します。これにより、英語・数学ⅠAⅡB、理科2科目・国語現代文のみの4科目型となり、全体の配点が700点満点となります。
後期の2次試験では、面接に加え、記述式総合問題という仮称の試験が実施される予定です。
この問題は科目別の試験問題ではなく、英語・数学・理科を合わせた総合力を問う問題の合冊で理解力・思考力・表現力を問う問題となっているそうです。
また、大学入学共通テスト利用選抜後期日程では、英語の外部試験でCEFR基準B2以上、英検準1級相当の場合、英語の最低保証得点を200点満点中180点となります。
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