昭和大学医学部のホームページに、令和3年度学生募集要項が掲載されています。
◎紙の願書が廃止されインターネット出願に
◎一般選抜1次試験で新たに国語を選択科目として登場
◎2次試験の面接と小論文の配点が変更
2021年度入試変更点を下の表にまとめました。
変更前(2020年度入試) |
変更後(2021年度入試) |
|
出願方法 |
紙での出願 |
インターネット出願に |
1次試験科目 |
英語 数学 理科2科目 |
英語 数学または国語選択 理科2科目 |
(1)紙の願書が廃止されインターネット出願に
1点目は、紙媒体の出願形式が廃止され、インターネット出願になります。2021年度入試からインターネット出願を導入するのは昭和大学と兵庫医科大学です。
(2)一般選抜1次試験で新たに国語を選択科目として登場
2点目は、一般選抜1次試験で数学または国語の2教科から1教科を出願時に選択するということです。受験時ではないことに注意が必要です。因みに昭和大学の国語を選択した場合、出題範囲は現代文のみとなります。2020年度入試では、英語と数学を試験時間140分で同時に解答する時間割でした。2021年度入試では、英語と国語を同時解答するのか科目ごとに試験時間割を設定するのかが注目されます。
(3)2次試験の面接と小論文の配点が変更
3点目は、2次試験の小論文と面接の配点が変更されています。2021年度入試では小論文30点、面接70点の合計100点となっています。小論文と面接の配点は以前は非公表であったり、重視といった表記方法をとっている大学がみられてきましたが、金沢医科大学(面接点110点)も公表するなどの動きがみられています。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う追試験については、選抜Ⅰ期の追試験は選抜Ⅱ期へ、選抜Ⅱ期の追試験は実施しないとされています。こちらについても9月公表の学生募集要項の記載内容が注目されます。
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