2021年度私立医学部の一般選抜日程が出揃いました。
前回は1月31日（日）から2月13日（土）までの日程をクローズアップしました。今回は2月14日（日）から2月28日（日）までの日程を解説します。
下のカレンダーをご覧ください。
赤色表示が１次試験を実施する大学で、さらに下線を引いた大学は大阪に試験会場を設ける大学、青色表示は２次試験を２日実施する大学で出願時に選択します。水色表示は２次試験日を大学が指定する大学です。
次の２点についてお伝えしようと思います。
◎2月15日は兵庫医科大学一般Bの２次試験日
（1）関西医科の２次試験日、2月14日と2月20日との違い
関西医科大学の２次試験日は2月14日（日）と2月20日（土）の２つがあります。関西医科大学は、一般選抜に加え、大学入学共通テスト利用選抜も実施しています。２月末までに一般選抜前期、大学入学共通テスト前期、一般選抜共通テスト併用の３つの試験があり、３つとも併願受験が可能です。もし、複数の組合せで受験して複数合格した場合、２次試験日は「一般選抜前期のみ」を受験したか、しなかったかで決まります。
つまり、一般選抜前期を含む複数合格の場合、２次試験日は2月14日（日）となります。
また、共通テスト利用前期のみ、一般選抜前期共通テスト併用のみ、または共通テスト利用前期と一般選抜前期共通テスト併用に合格した場合、２次試験日は2月20日（土）となります。
（2）2月15日は兵庫医科大学一般Bの２次試験日
2月15日（月）は兵庫医科大学一般Ｂの２次試験日です。兵庫医科大学一般Aと一般Bの１次試験日はどちらも1月27日（水）ですが、２次試験日は異なります。
一般Ｂは、出願時に英語資格や英語検定試験などの英語成績を有することが必要で、英検ですと２級以上が出願資格の条件となる入試です。
１次試験は、数学と理科１科目と小論文で、2月15日（月）の２次試験で英語の筆記試験と課題型面接と個人面接を受験します。
一般Ａと一般Ｂの２つを出願することができます。ＡとＢを併願した場合、１試験日はどちらも1月27日（水）ですので、理科は２科目を受験することになりますが、一般Ｂでは高得点の科目を１次合否判定に用いる点がポイントです。
次回は3月1日以降に実施される一般選抜日程についてお伝えします。
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