2021年度私立医学部の一般選抜日程が出揃いました。
前回は1月19日(火)から1月30日(土)までの日程をクローズアップしました。今回は1月31日(日)から2月13日(土)までの日程を2020年度の日程と比較しながら解説します。
下のカレンダーをご覧ください。
赤色表示が1次試験を実施する大学で、さらに下線を引いた大学は大阪に試験会場を設ける大学、青色表示は2次試験を2日実施する大学で出願時に選択します。水色表示は2次試験日を大学が指定する大学です。
次の3点についてお伝えしようと思います。
◎1月30日の関西医科から2月5日の昭和選抜Ⅰ期まで連続7日間の超過密な1次試験日程
◎1次試験日が重複した大学
◎2次試験日の日程を拡大した大学
(1)1月30日の関西医科から2月5日の昭和選抜Ⅰ期まで連続7日間の超過密な1次試験日程
ご覧のように、1月30日の関西医科大学(前期・共通テスト併用)から2月5日の昭和選抜Ⅰ期まで連続7日間の超過密日程となっています。しかもこの7日間は少なくとも1大学が大阪に試験会場を設けています。
1/30の関西医科、1/31の近畿、2/1の日大N方式、2/2の福岡か東海1日目、2/3の東海2日目、2/4の金沢医科(前期)、2/5の昭和選抜Ⅰ期の1次試験は大阪に試験会場を設けています。7日間連続で1次試験を受験するのかどうかをよく考えなければなりません。
(2)1次試験日が重複した大学
1次試験日が重複している大学に注目しましょう。
2月1日(月)は日大Nと久留米(前期)が重複しています。この重複は昨年度と同じです。
2月2日(火)は福岡、東海1日目、日本医科(前期)が重複しています。この重複も昨年度と同じです。
2月3日(水)は東海2日目と順天堂が重複しています。昨年度は東海2日目と杏林が重複していました。
2月6日(日)は東京医科と埼玉医科が重複しています。
(3)2次試験日の日程を拡大した大学
2021年度入試は新型コロナウイルス感染症対策にも対応しながら実施することになります。
北里大学は昨年度入試では2次試験が2日設定でしたが、2021年度入試では1月30日、1月31日、2月1日の3日間設定です。
川崎医科大学も昨年度入試では2次試験が2日間設定でしたが、2021年度入試では2月1日、2月2日、2月3日の3日間設定です。
次回は2月14日から3月6日までの一般選抜日程についてお伝えします。
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