基本編 第2問『あなたの将来の医師像を1分間でお答えください。』
医学部医学科の面接では、面接官は受験生の姿勢や能力の違い、医師としての適性を測るために様々な質問をします。
- 医師のあるべき姿や妥当な医師像について自分のビジョン(構想や理想像)を持っているか。
- そのために受験生はどのような人生を送り、目標のためにどのような努力をしたのか。
このようなことを聞かれるイメージをもった上で話をするのがポイントです。
〈質問で押さえるべき点〉
- 医療の実情を自分なりに理解し、そのために必要な日々の努力、患者のために苦学を惜しまない姿勢を面接の中に取り込む。
- 自分の経験を踏まえ、医師と患者の関係に真面目で誠実な自身の人柄を伝えることが大切。
- 大学・社会への貢献に対する希望を具体的に説明する。
〈良くない例え〉
- (大学にもよるが)地元に帰って医師をすると思います。
- ~の架け橋になりたい。
→具体的に?→医療の現状を踏まえ、医師の適性を伝える必要がある。 - 「患者の目線に立った医師」になる。
→当たり前であり、大前提
将来の医師像は現時点で明確でなくても大丈夫。しかし、医師を志す者として「考えたことがない」は答えとしては適切ではありません。
学びたいことをしっかりと伝え、イメージを膨らませましょう。
医学部面接のポイント
- 面接は会話のキャッチボール
→聞かれていないことに答えたり、必要以上に長くしゃべらない。 - あなたのことは一切知らない
→笑顔・礼儀正しさ・聞き取りやすさは印象に残りやすい。
コミュニケーション能力を試されるので注意が必要。
いかがでしたか?面接対策のポイントはつかめましたでしょうか?ぜひ参考にしていただければと思います。
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