Private School
渋谷校です。
渋谷は夏期講習が始まり、
本気の夏、スタート
となってきました!
さて、今日は多くの学校で出題されているであろう
読書感想文に関して、色々書いていきます。
そもそも本を読むのが嫌いな生徒もいるでしょう。
しかし、読書感想文を書くためには、当然本を読まなければなりません。
普段から本を読んでいないと、活字を読むこと自体が苦痛に感じられます。
また、読書感想文では課題図書が指定されることもあり、
好きな本だけを読めるわけではありません。
そのため、指定された本が興味の持てないものであれば、
そもそも内容が頭に入ってこないこともあります。
その結果、読書感想文を書くことになっても何を書けばよいのか
分からなくなります。
自由すぎて何をどう書けばよいのか分からないという声もよく聞きます。
読書感想文には、決まった正解がありません。
理科や数学などのように与えられた問題を解くのではなく、
自分で構成や内容を考えて文章を書くことは、
人によってはハードルが高く感じられるでしょう。
高校生に求められる読書感想文
高校生が書く文章では、主題と論理を分かりやすく説明すること
が求められます。本を読んだ感想だけで終わらず、「その本を読んで何を
感じたか」を順序立てて書かなければなりません。
まずは、自分の意見をはっきり主張し、理由を述べていく形で文章を書き
ましょう。また、本の内容を自分の身に置きかえるだけでなく、日頃の
ニュースや新聞などから見聞きした社会問題と関連させて書くことが大事です。
中学生に求められる読書感想文
「本の内容を理解している」ことを分かりやすく説明する必要があります。
まずは、本で書かれていたことを自分なりにまとめ、そこから自分の意見を書く
ことが重要です。その際、自分の経験を踏まえて書くとよいでしょう。
本の内容を自分ごととして主張できると思います。
「自分の考えを人に伝えるためにはどうすればよいか」という観点を
読書感想文をスムーズに作成するには、
本の読み方にもコツがあります。
面白かったところに印をつける
何も考えずに本を読んで、いきなり読書感想文を書こうと思っても
なかなか書けません。1回読んだだけではポイントを押さえられず、
そもそも内容を覚えていない場合があるためです。
まずは、感想文を書くために必要な情報を集めなければなりません。
本に書き込むことに抵抗がある人もいますが、
読書感想文に取り組む場合は本を汚すことを恐れず、
書き込むことを前提に買って読むようにしましょう。
人物や重要事項などはメモを取る
読書感想文を書くためには、本を丸ごと1冊読まなければなりません。
読んだ内容をすべて覚えることは難しく、
情報を整理しながら読むことを意識する必要があります。
そのときに役立つのが「メモ」です。
小説の登場人物や、論説文の重要なデータなどはメモを取っておくと
情報が整理されるので、あとから見返したときに読書感想文に
何を反映させればよいかが分かりやすくなります。
思いついたことを書き留めておく
本を読んでいて思ったことや感じたことは、忘れないうちに書き留めて
いきましょう。読書感想文においては、自分の考えを主張することが
大切です。感じた事を書き留めたメモは自分の考えそのものなので、
できるだけたくさんあるほうが感想文を書き始めたときに便利に使えます。
簡単に読書感想文が書けるおすすめの書き方・構成
についてまとめます。
②あらすじ・要約
本を選んだ理由の次は、「あらすじや要約」を書きましょう。
読書感想文で書くべき内容は、「本を読んで自分が何を感じたか」
ということです。物語や小説ではストーリーの起承転結を意識し、
論説文では筆者による「問題提起」と「主張」を読み取ることで、
あらすじや要約が書きやすくなります。
③感動・共感した点
感動・共感した点は、読書感想文の特に重要な部分です。
読んだ本のどこに気持ちを動かされたのかを書きましょう。
ただし、感動や共感した場所を抜き出すだけではなく、
「なぜ感動したのか」「共感するポイントは?」など、自分ごとに落とし込んだ
内容を書くことが重要です。
書き方としては、基本的に書かれている内容に寄り添い、同意する形が
書きやすいです。
④読んで得られたこと
本を読んで得られたことは、読書感想文の中でもメインとなる部分です。
本を読んで、どのようなことに気付き、学んだか。
そして今後どう活かそうと思うのかといったように、本を読んだことで
自分が得たものや、自分の中で起こった変化を書きます。
読書感想文を出題する側が最も期待しているのは、
「読書感想文を通して成長すること」です。どのように成長できたかを
わかりやすく書いて締めくくります。
読書感想文を書くときに重要なのは、
「自分の意見を書くこと」です。
ただの感想で終わらずに、読書を通して何を学んだのか、
そして今後どうしていこうと思うのかを書きましょう。
皆さんの少しでも役に立てばと思います。
早めに夏休みの宿題は終わらせましょう!
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