今回は2020年度 金沢医科大学 入試結果についてです。
◎2020年度一般入試前期の1次合格最低点は60.8%
◎2020年度一般入試後期の1次合格最低点は78.0%
入試方式 |
1次合格者得点率(得点/満点) |
一般入試 前期 |
受験者平均点 46.5%(163.0点/350点)(-47.0) 合格者最低点 60.8%(213点/350点)(-51) 合格者最高点 86.5%(303点/350点)(-54) |
一般入試 後期 |
合格者最高点 57.0%(114.4点/200点) 合格者最低点 78.0%(156点/200点)(+ 17) 合格者最高点 91.0%(182点/200点) |
2020年度一般入試前期の1次合格最低点は60.8%
金沢医科大学ホームページには一般前期、一般後期それぞれの1次合格者最高点、最低点、受験者平均点を公表しています。
一般前期の1次合格者最低点については2020年度が60.8%、2019年度が66%でした。
2019年度から2020年度で約6%下がっていますが、これが2020年度入試から一般前期の理科の配点が1科目100点→75点(2科目で200点→150点)と配点が下がっていることによるものです。
2020年度入試の物理と英語が難易度が上がっているのではないかと推測されます。
2020年度一般入試後期の1次合格最低点は78.0%
一般後期の1次合格者最低点については、2020年度が78.0%、2019年度が69.5%でした。
特に数学が易化したことが2019年度と2020年度の成績開示を見てもよく分かります。
ただし、公表されている最低点は1次合格者の最低点であって、最終合格者の最低点ではないことに注意が必要です。
2次試験では1次試験の成績に小論文(60点)、集団討論(110点)、調査書などの提出書類が加えた総合判定となりますので、最終合格者の最低点はさらに上昇しているはずです。
また、1次試験で合格しても、1次、2次試験の全体の約30%を占める小論文と集団討論の得点次第で1次試験の成績順位の逆転がある可能性もあることも念頭に入れておく必要があります。
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