今回は2021年度私立医学部一般選抜において、特徴的な入試を行う大学についてです。
下の表にまとめましたが中でも2021年度入試から変更する大学についてピックアップします。今回は獨協医科大学です。
◎獨協医科大学1次試験日が2日間設定に
昭和(Ⅰ期・Ⅱ期) |
数学か国語(現代文)を出願時に選択 |
近畿/帝京 |
数学は数学Ⅲなし(数学ⅠAⅡBのみ) |
帝京 |
1次試験を3日間実施 英語(必須)と数学ⅠAⅡB・物理・化学・生物・国語の5科目から 2科目選択 |
東海 |
理科1科目。受験時に1科目選択可能 |
獨協 |
1次試験を2日間実施 |
岩手/自治医/藤田医科 |
小論文なし |
埼玉医科 |
和文および英文を含む記述式(50分・段階評価)の小論文 |
自治医 |
2次試験で英語と数学の学力試験(小論文はなし) |
東京医科/東邦・ 聖マリ・愛知/兵庫医科AB |
各科目ごとに基準点あり |
金沢医科(後期) |
1次試験科目が、英語と数学ⅠAⅡB |
兵庫医科B |
1次試験科目が数学と理科1科目(2科目受験の場合は高得点科目) 2次試験で英語、課題型面接、個人面接 |
獨協医科大学1次試験日が2日間設定に
昭和大学医学部は2021年度一般選抜より1次試験日を2日間実施します。一般選抜1次試験日は1/28と1/29の2日間です。これまで通り単日受験も、両日受験することもできます。両日受験した場合、両日受験した場合は合計点が高い日の得点を合否判定に使用し、採点は標準化採点(偏差値採点)で実施します。
私立医学部の一般選抜を少なくとも2日間実施している大学は、東海大学と帝京大学です。帝京大学医学部は1次試験日を3日間実施します。
また、1次試験の試験時間と配点を変更しています。(下の表を参照)
変更前(2020年度入試) |
変更後(2021年度入試) |
||
1次試験日 |
1日のみ実施 |
2日間実施(両日受験可) |
|
試験時間 |
英語(70分) 数学(70分) 理科2科目(100分) |
英語(60分) 数学(60分) 理科2科目(120分) |
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配点 |
英語(200点) 数学(200点) 理科2科目(200点+200点) |
英語(100点) 数学(100点) 理科2科目(100点+100点) |
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小論文 |
1次試験で実施 |
2次試験で実施 |
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