世界地図や地理は頭に入っているか?世界を広い視点で眺める力を養おう!
【傾向】
■出題形式
阪大の二次試験において世界史を受験をするのは、文学部と外国語学部で世界史を選択した人だけです。年度によって文学部と外国語学部で一部異なる問題が出題されますが、記号の問題や用語の記述問題は少なく、大半が論述問題です(20字や30字などの短いものも含む)。
1問の指定文字数はもっとも長いもので300字、短いものでは40字や50字などの出題がありますが、多くは100~200字に集中しています。字数の合計は平均すると700~900字ですが、年度によって異なります。
また、他大学のように「○○字以内」ではなく、阪大では「○○字程度」という条件となっています。
■出題内容
○過去の問題から見る分析
阪大の論述は、大問数・小問数や合計字数も毎年違い、東大や京大のような定番の出題形式がありません。地図問題や図版・写真などを使った問題は以前からよく出題されていましたが、近年は資料(史料)を多く使った問題が増え、それらを読み解く力も求められています。
地域別での分析
ヨーロッパ関連の出題が多く見えますが、ヨーロッパとの繋がりでアジアが出題されることも多く、実際は世界各地域から出題されています。
最近10 年の論述問題を地域別に分けると、およそ以下のような割合となります。

阪大は2019年頃までは、ネットワークや世界の繋がりを意識した問題が多くみられました。2020年は民族主義をテーマに出題され、2021年からは再び複数の時代や地域からの出題となりました。2022年、2023年は文献資料や視覚資料を用いた出題が多く見られました。しかし2024年、2025年に続き、2026年もそのような資料問題は少なく、近年では比較的解答しやすい問題でした。
世紀・時代別で分析
過去の論述問題から分析をすると、紀元前から20世紀までまんべんなく出題されています。また一つの世紀だけではなく、複数の世紀にまたがる問題が半分以上を占めています。



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