夏休みはほぼ1ヶ月近くを自由に使える唯一のチャンスです。
夏休みを有効に活用できるかは受験の合否に直結します。心して勉強しましょう。
とはいえ、精神論だけではどうにもなりません。重要なのは習慣化です。
毎日同じルーティンで生活するのです。特に起床時間と就寝時間は絶対に固定しましょう。
本番で起きる時間と同じ時間に起きればなお良いです。朝ごはんを食べ終わったらすぐに勉強を始める、などのルーティンを2週間も続ければそれは習慣になります。
習慣になればそれは苦痛でなくなる上に成果も出ます。習慣になるまで辛抱しましょう。
次にやると良いことは自己分析です。己を知り、敵を知れば百戦危うからずと言いますが、”敵”については研伸館が十分に教えてくれますが、己については誰も教えてくれません。
具体的にはミスノートを作り、自分がいつどのようなミスをする傾向にあるのか、模試でなぜこの問題を取れなかったのか、取るためにはどうしたら良かったのかなどをしっかり考えて自己分析を行いましょう。
自己分析を行えば自ずと自分の弱点が見えてきます。
豊富な自由時間を使ってその弱点を克服しましょう。無目的に問題集を解く、何となく面白いからこの科目を勉強しよう、というのは受験の観点から言うとオススメしません。
自分の興味を追求することも大切ですが、それは自分のキャパシティと相談して決めてください。
最後に、「凡事徹底」という言葉を後輩の皆さんに贈りたいと思います。当たり前の事を徹底せよと言う意味です。
授業を聞く、復習をする、ご飯をしっかり食べる、朝起きるなど些細な事を大切にしてください。
大きな成功は小さな努力の集合です。上を向きすぎて足元が疎かにならないように淡々と日々励んでください。
皆さんの成功を祈っております。
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