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【大学受験】夏の勉強法_K・Tさん(大阪大学 理学部 物理学科)


現役合格を果たした強者たちの夏期講習時のタームごとの勉強法になります。ぜひ、夏の学習の参考にしてください!

※夏期講習のカリキュラムは、年度により変更している場合があります。ご了承ください。



【夏期講習の時間割】







【Aタームの勉強法】

Aタームはまだ学校が終わっていなかったのでどちらかといえば夏休みで行うタスクをできるだけ減らすように勉強していました。さらに、「高3東大京大二次古文徹底演習」を受講しており、夏休みにあまり勉強しないであろう科目を一気に勉強してしまおうということで国語(特に古文)や地理を中心に勉強していました。
この時期はまだ疲労が溜まっておらず、「夏休みは思いっきり成績を伸ばしてやるぞ」という風にモチベーションも高いと思うので思いっきり勉強してください!!

【Bタームの勉強法】

Bタームは「高3東大京大特選英語」と「高3共通テスト地理総点検Ⅰ」を受講していました。「高3東大京大特選英語」は予習や復習の分量も多かったですが、その分得られる内容も非常に多かったのでしっかり予習・復習を行いました。
さらに、「高3共通テスト地理総点検Ⅰ」では、講義を受けるに加え、『鉄壁地理問題集』で授業内容を復習することで苦手を克服することができました。
もちろん夏休みは数学や理科などの科目に重点を置くことが必須ですが、一方で地理のような共通テストでしか使わない科目にも触れておく必要があると思います(個人的に情報Ⅰは配点が低く、内容的にも夏に触れられなくても何とかなるとは思います)。二次試験勉強の息抜きとして地理を勉強するといいと思います。
余った時間で数学や理科の二次試験レベルの演習を繰り返していました。

【Ⅽタームの勉強法】

Cタームは「高3京大阪大・医学部理系数学[図形]」、「高3スーパー化学特講[有機化学]」、「高3京大英語実践演習」の3つの講座を受講していました。3つも授業があったので、このタームは予習と復習に重きを置いて勉強していました。
受講講座数については時間割の兼ね合いもありますが1ターム当たり2つ以下にするのがいいと思います。
3つ以上受講すると自分のしたい勉強がほとんどできなくなってしまいます(かと言って講座数を減らしすぎると精神的に病んでしまうのでバランスが大事です)。
授業以外の勉強では、以前から数学に危機感を感じていたので再現性のある解法を意識しながら勉強していました。あくまで数弱の意見ですが、数学の勉強ではパターン化を意識するといいと思います。
たとえば、x4 + x2 + 1を因数分解せよという問題なら複二次式の因数分解は①t=x2と置く②二乗の差をつくる、という風に2パターンの解法しかないので、これらを覚えたうえで②の解法を選んで解くという風にすれば「何でそんな解法思いつくの」という問いはある程度解消されます(逆にパターンから逸脱した思いつき勝負の問題は捨て問です)。

【Dタームの勉強法】

Dタームは「高3数学[京大整数演習]」、「高3京大阪大・医学部化学[高分子]」、「高3京大阪大・医学部理系数学演習」を受講しました。
この週には京大オープンがあったので2つの演習系の授業は事前演習として大変役に立ちました。ここでは演習系の授業への臨み方について話そうと思います。
まず何となく演習系の授業を受けることは時間とお金のムダです(ただ演習するだけならば自習室でもできるためです)。演習系の授業では自分が試験を受ける時のルーティーンを作ることが大切です。たとえば、僕の場合だと、試験前には注意事項を読み、体を伸ばしてから深呼吸をして問題に臨むこと、数学の問題を解く際には、最初の10分は問題を「解く」のではなく問題の構造を「理解」し、「計画」を立てることに注力して、そして問題を「解く」ようにすることなどを演習を通して、確立していきました。
このように試験を受ける際のルーティーンを決めておくと実際の試験の時も緊張しにくくなります。ぜひ演習系の授業を活用して自分なりのルーティーンを確立してください!!

【Eタームの勉強法】

Eタームは第1回京大オープンの散々な手ごたえに焦りを感じながら、第1回京大実戦に向けた勉強をしていました。このタームは京大実戦があることから敢えて授業を1つも受講していなかったので一気に理科の勉強を進めることができました。
タスクを終わらせるためにも敢えて1つも授業を取らないタームは2~3個ぐらいはあった方がいいと思います。この時期は疲労もたまりつつ、夏休みも終わりに近づいてきていて焦りを感じますが、意外と何とかなるものです。むしろ大事なのはここで焦らずいつも通りに勉強することです。苦しいですが勉強頑張りましょう!!

【Fタームの勉強法】

Fタームは「タスクが終わらない!!」ということでとにかく必死に勉強していました。しかし、A~Eタームの疲労もあってか高熱を出してしまい、余計にタスクが溜まってしまいました。みなさんも体調管理にはくれぐれも注意してください。
勉強内容については冠模試で理科(特に化学の有機化学分野)に危機感を感じ、ひたすら『名問の森』とCタームの「高3スーパー化学特講[有機化学]」の復習、理論化学の復習を行っていました。化学については理論化学と有機化学の実力が夏につけることさえできれば無機化学や高分子化合物は夏以降でどうとでもなるので(暗記事項が多いためです)、理論化学と有機化学を極めてください!!

【Gタームの勉強法】

このタームは夏休み前に敢えてやるべきタスクを割り振らず、A~Fタームでたまったタスクを終わらせる帳尻合わせのタームにしていたのでひたすら残りのタスクを終わらせることに注力していました。
また、夏休み最後の1週間ということに加え、冠模試の手応えの無さから相当精神的にしんどかったと思います。なので、もし僕と同じような境遇の方がおられるのであれば、あまり悲観的になりすぎずに敢えて楽観的に物事をとらえて、あと1週間でこの地獄が1段落つくという希望を持ちながら、気合で夏休みにやるべきことを終わらしにかかりましょう!!



【夏休みに学習した各科目の時間の割合】







【高3夏期取得した講座の中でイチオシの講座!】

講座名:高3スーパー化学[有機化学](古谷先生)

イチオシ的コメント:この講座のおかげで有機化学分野における構造決定問題の解き方の指針を得られたように思います。構造決定が速く解けない方やどのようにすれば解けるようになるのか知りたい方はぜひ受講してみてください!!

【ひと夏のおもひで】

第1回京大オープンを受けた際に、案の定、結果が散々だったことに加え、駅まで向かっている際にすさまじい量の雨が降ってきて、友達と一緒に「情景描写やなあ」と言いながら帰りの電車で自己採点したことですかね。

【高2夏期取得した講座の中でイチオシの講座!】

講座名:高2数学S[ⅠAⅡBC]1(笹谷先生)
イチオシ的コメント:この講座のおかげでベクトル分野が得意になりました。この講座ではベクトル分野の問題の解法を総ざらいするだけでなく、ベクトルの基礎概念も知ることができるのでベクトル分野に対する理解度が格段に上がりました。

高2英語選抜[前編/読解]:徳本 翔先生

高2英語選抜[後編/入試問題]:徳本 翔先生

高2数学S[ⅢC][前編]1:川﨑 弘光先生

高2数学S[ⅢC][後編]1:川﨑 弘光先生

高2数学S[ⅠAⅡBC]1:笹谷 信嘉先生

【高2の夏にやっておくべきこと】

高3時に最大効率で勉強するためにも自分なりの勉強法を確立すること、勉強計画の立て方を身に付け実践しながら改善していくことをまず高2の夏にやっておくべきだと思います。
また、長期休み時はだれてしまうのでいかに自分を管理して勉強するかを身に付けることも大切だと思います。教科についても述べると、英語と数学の未習範囲をなくし基礎を身に付けることが最も重要だと思います。英語と数学に未習範囲があったり、基礎が固まっていなかったりすると高3時に地獄を見ます。計画的に勉強しましょう。
最後に受験生活が始まってしまうと友達と遊ぶことがどうしてもできなくなっていきます。この夏が友達と思いっきり遊べる最後の長期休みです。遊びと勉強のバランスをうまく保ちながら(これも自己管理の一環です)、夏を楽しんでください。



本記事は研伸館が発行しています。















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