今年は愛知医科大学が昨年から日程を変更したため、岩手医科大学と国際医療福祉大学からの開始となりました。明日以降も藤田医科大学、杏林大学、東北医科薬科大学、川崎医科大学と受験日が連続しますので、1日1日、1教科1教科ずつ、うまく気持ちを切り替えて集中しましょう。
大阪医科薬科大学がある大阪の高槻市は、実は、「将棋のまち」であることも有名です。(今年に、大阪市の福島駅近くにある「関西将棋会館」が高槻市に移転予定です。)
現在行われている将棋の最高峰のタイトルの1つ「王将戦」の第2局も、今週末に高槻の旅館・山水館で開催され、タイトルホルダーの藤井聡太5冠と羽生善治9段の戦いに注目が集まっています。
挑戦者の羽生善治さんはプロデビュー以来、40年近く第一線で華々しい偉業を達成されてきましたが、羽生さん曰く、『勝っても負けても、反省したらすぐ忘れる。どんな不利な状況に追い込まれても感情を揺るがさずその状況に集中する。』ことが長く戦えていることの秘訣の1つだそうです。
試験日が連続する医学部受験生にとっても、羽生さんの言うように
・前日の試験を引きずらない
・目の前の試験に集中する
これができるかが、とても重要な期間です。1次試験で小論文が実施される川崎医科大学や兵庫医科大学などは、試験の終了も遅くなり体力勝負となります。受験生は、学科試験以外にも会場までの移動や2次試験の面接・小論文などを同時並行でこなす必要があります。
受験生のみなさんは体調に気をつけながら、頑張ってください。
Medi-UP 土肥真輔
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