今年度の各日程の実質倍率について、前期A日程は1.26倍(昨年1.44倍)、前期B日程は1.74倍(昨年1.97倍)、後期日程は3.86倍(昨年6.38倍)であった。
昨年度と比べて受験者数が減少したことによって、競争はやや緩和した。前期A日程は3科もしくは4科受験である。今年度も理科に比べて社会の受験者平均点が高く、4科受験者に有利な入試となった。算数の問題は難しく、受験者平均点は5割程度と他教科と比べて低くなる傾向にある。
特に前期A日程では算数で6割を得点できるかどうかが合否を分けるポイントである。三田学園を第一志望に考えている方は、前期A日程で確実に合格点を取れるよう、学習を進めていくことが必要である。
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算数の出題傾向・対策

前期A日程・B日程ともに問題用紙は3枚。1枚目は答えのみを書かせる形式。2枚目以降は式や考え方が求められる。前期A日程の大問1は小問集合で計算1題、文章題6題、図形1題の計8題。
今年度も大問4で回転体の問題が出題された。回転体は頻出単元であるため、対策をする必要がある。前期B日程は昨年度より解きやすい問題が多く出題されたが、難関校受験者が多く受験するため、応用問題の割合が高い。どちらの日程とも過去問と同じような問題が出題されるため、今後も過去問や類題で繰り返し練習をすることが必須である。(後期日程は問題非公表)
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国語の出題傾向・対策

例年通り前期A日程、前期B日程ともに論説文、物語文がそれぞれ1題、独立した漢字語句文法の知識問題が複数題出題された。
文章問題については、記号問題、抜き出し問題、記述問題がバランスよく出題される。癖の強い偏った出題形式ではないため、過去問を解いておくことに付け加えて、テキストで扱われるような標準的な問題の演習量を増やすことも有効な対策になる。知識問題については、漢字の書き取り、慣用句、敬語など、さまざまな単元から出題される。地道な練習を積み重ねて、幅広くしっかりとした知識を身につけていくことが重要である。(後期日程は問題非公表)
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理科の出題傾向・対策

①出題内容
化学・生物が2題ずつ、物理・地学が1題ずつの計6題の出題であった。
昨年までとの比較
例年通り、知識問題、図・表などを参考に思考する問題、グラフの記述問題が出題された。理科時事問題も出題された。
対策
理科知識は、学校教科書を確認し、問題演習を通して定着させたい。グラフや表などを読み取る問題もよく問われるので、十分練習をしておきたい。計算問題は、標準レベルの問題が毎年出題されている。基本問題からややレベルの高い典型問題まで十分練習をしておきたい。また日頃から、新聞などで理科時事問題を確認しておきたい。
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社会の出題傾向・対策

大問は8題と多く、そのうち歴史が4題を占めている。小問も半数近くが歴史なので、重要人物や時代像の把握、出来事や用語の正確な理解が何よりも求められると言えよう。地理は産業分野に関する基本的な出題であった。グラフや統計も頻出なので、データを読み取るトレーニングが必要。公民は日本国憲法をテーマとした問題。こちらも重要用語についての基本的理解を問うものであった。大問8は「三田市の姉妹都市」を題材とした、最近増加しつつある新傾向の問題。文章から読み取る力、グループ分けをする力、「問題・解決・影響」を考えて説明する力が求められた。「思考」への意識も高めておきたい。
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入試結果:2025年度
※( )内は全国合格者のうちのS合格者数
※手続き者数 男子159名 女子99名(Sコース 男子55名 女子29名)
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入試要項:2025年度
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大学合格実績:2024年度
高校卒業生:243名
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過去の入試結果データ
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