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大学レポート_2024年東京大学文科二類文学部現役合格 R・Nさん


Q1 大学の講義について教えてください



■月曜日の過ごし方:授業
■火曜日の過ごし方:授業
■水曜日の過ごし方:授業→サークル
■木曜日の過ごし方:授業→バイト
■金曜日の過ごし方:授業→バイト




■講座pickup!

①講座名:ジェンダー論 担当:瀬知山角先生

前期教養科目の中で有名な授業のうちの一つ。
もちろんジェンダーに関する授業なのですが、奈良を都にすべきだという話を先生が熱心にしていました。毎回授業の最初には、前回の生徒のコメントを読み上げるのですが、それがラジオレターのようで、とても面白いです。
この授業を聞いてジェンダーに関する考えが変わり、別れるカップルがいるとの噂もあります。

②講座名:全学自由研究ゼミナール 20年先輩のリアルを聞く 担当:髙橋史子先生

20年ぐらい年上の先輩にインタビューをしようというゼミでした。その準備のために、どうしたらいい聞き役になれるのかを実践やレクチャーを通して学んでいきます。
その後、1人の生徒が1人の先輩に話を聞きにいき、最後にはみんなでそれぞれのインタビューを共有します。
この授業では、クラスの子とキャリアについて真剣に話したりいいコミュニケーションとは何かを考えたりできました。

③講座名:特別支援教育総論I 担当:堤英俊先生

夏休みに行われる集中講義でした。
教職の科目の一つでした。
現場を経験した上に本も出していらっしゃる先生で、特別支援のあり方について、とても考えさせられる授業でした。
授業が終わった後には、先生にお誘いいただき、特別支援学校へ訪問させていただく機会もいただきました。



Q2思い出の単位について

中国語のリスニングの授業。私は言語を頑張ろう!っていう人たちが集まるクラスに入ったのですが、周りのレベルが高くて全くついていけませんでした。
「クラスで一番頑張ってるのに何でその点数なん」と言われてしまうほどでした。
先生にリスニングの勉強法を相談すると「適性がない」と言われてしまい、完全に心が折れました。
結局ギリギリで単位は来ました。

Q3身の周りにいるすごい人物を教えてください。

「暇しています」と面接で宣言してミスコンに落ちた男の子、文二首席なのにありえないぐらい謙虚な先輩、東大と吉本が組んでいるプロジェクトに参加してツッコミがキレキレになって帰ってきた同期

Q4学食の好きなメニュー上位3つ

1位:かつおのどんぶり
1~2週間だけ提供されていました。美味しすぎて毎日食べていました。
2位: ネギトロ丼
3位: サータアンダギー
これも沖縄フェアの限定メニューでしたが、すごく美味しかったです。

Q5今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

やはり入学後に進路を選べる点です。
元々は経済に興味があり文二に入りました。
しかし、1年前期で経済の勉強が自分に向いていないことを実感しました。
そのため、1年後期からは幅広いジャンルの授業を取り、結局文学部への進学を決めました。
入学時は教職を取る予定もなかったのですが、大学に入ってから自らの進路を具体的に考えられるようになり、2年から教職科目を取り始めました。
このように、思いがけなかった進路を選べるのはやはり魅力だと思います。
私の友人にも理転した人や文転した人もいるので、色々な選択肢があることを有効活用している人が多いように思います。

Q6これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

私は、人々の人生を豊かにできる仕事がしたいと思っています。
そのため、エンタメに関わる出版業界などを考えています
。しかし、このような進路を考えている東大生は少ないです。
やはり文系の友人は、コンサル・商社を狙っている人が多いです。
省庁を目指している人もよく聞きます。
特に私は国際系のサークルに入っていたので、外務省に興味を持っている人が多いように思います。
先輩と話していても、コンサル・商社・省庁勤務が多いように思います。

Q7大学生活で打ち込んでいることを教えてください。その活動や魅力について熱く語ってください。

バイトを頑張っています。
映画に関する小さなカフェで働いています。
平日は、基本的に1人で店を回します。
オーダーを受け料理を作り提供して片付けるまでの一連の作業を全部自分でやるため、やりがいがあります。
また、映画好きなお客さんが多いカフェなので、ここのバイトを通して、映画、そしてエンタメに人生をかけられることの豊かさに気づきました。
この気づきが、文学部進学にもつながりましたし、出版業界を目指している理由でもあります。
また、2年から出版甲子園という早稲田のインカレに所属しています。
学生が出版するのを手助けしようというサークルです。
出版に関われるという活動内容も魅力ですが、色々な大学の本好きな人たちと関わることを通して、人間的に素敵な人たちに出会えたことも良かったなと思っています。

Q8自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

東大の受験は、たくさんの文章を書かされます。
その対策をする中で身についた、知識・論理的思考力・文章力は、大学生活でもみなさんの財産になります!
私は、東大に来て、たくさんの魅力的な人に出会い、新たな自分を発見することができました。
この記事を読んだ人が、東大楽しそうだなと思ってくれたら幸いです!





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