例年通り、算国理社の4科目のテストと体育実技テストが行われた。
合格最低点は、233点(昨年)→ 250点(今年)と17点上がった。合格者数は昨年とほぼ同数だが、受験者数が昨年より増えたため、倍率はやや上がった。科目別に見ると、算数は過去に出題されたことのある典型題も見られ、神戸女学院としての平均的なレベルであった。
国語は詩が出題されなかったが、それ以外に関しては神戸女学院として標準的な出題形式となった。
理科は例年通りの難問の多さだった。社会は出題数が減少し傾向がやや変化したが、難度は例年通りであった。
合格するためには、過去問を徹底的に解きこむことと、標準レベルの問題をきっちりと正解させ、部分点をもらえる解答作りを習得することが重要である。
神戸女学院中学部
算数の出題傾向・対策

大問数は6題、小問数は15題で問題数や形式に大きな変化はなかった。
各大問の(1)は比較的解きやすい問題であることが多いので、ここでしっかりと合わせておきたい。すべての問題が、答えだけでなく、途中の式や考え方を書かせる問題となっている。したがって、難問であったとしても分かることをしっかりと書いて部分点を狙う必要がある。出題単元を見てみると、「数の性質」「速さ」「立体の体積と表面積」「規則性」「相似を利用する図形」といった神戸女学院の算数の頻出単元ばかりで非常にオーソドックスな内容だった。過去問をしっかりと解き、採点者に伝わる解答作りを意識した学習を心掛けたい。
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国語の出題傾向・対策

今年度は、文学的文章・論理的文章がそれぞれ1題ずつという構成で、詩が出題されなかった。
また、語句は今年度も頻出単元が出題され、漢字の出題が復活した。読解問題では、記号問題や抜き出し問題も復活し、詩の出題が無かった点を除けば神戸女学院の国語としては標準的な出題形式だったと言える。
その一方で、字数が多めの記述問題が並ぶ構成は変わらないので、神戸女学院の国語対策としては、記述対策が最も重要であるという点もやはり変わらない。
また、出題量が安定していないとは言え、漢字・語句等の知識分野を確実に得点源となるまで仕上げておくことも、対策としては必須である。
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理科の出題傾向・対策

①出題内容
生物・地学が2題、物理・化学が1題、計6題であった。
②昨年までとの比較
例年通り、大問1は生物の正誤判定問題であった。地学は地震、火山が題材であった。8月に巨大地震注意が発表されたことによる時事的な内容であり、学校教科書の内容でもあった。物理は光の反射、化学は密度と水溶液が題材であった。特殊な問題ではないが、適切な難度で差がつきやすいものである。物理・化学で勝負が決まる。これは変わっていない。
③対策
学校教科書に掲載されている知識をおさえ、記述問題の対策が必要である。超難問は不要だが、難関校向けの問題演習で、物理・化学の学力向上に努めたい。
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社会の出題傾向・対策

大問数は4題で昨年より2題減。小問数は67問でここ3年では一番少なかった(一昨年70、昨年78)
またここ10年以上一度も出題のなかった地図の読み取りが出題された。内容は平易なものだったが今後は対策が必要であろう。
地理は都道府県に関する出題で、正確に全て書き出し分析する力が要求された。また約半分は歴史で、古代からの通史と近代・現代史が毎年必ず出題される。写真資料や歴史史料からの出題もあり、またそれがどういう意味を持つのか論述させるなど深い出題も多い。
近年の定番である公民の正誤判定問題が今年も出題された。幅広い複合的な知識と一段深い論理力を鍛えてほしい。
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