難関校合格に導くアップ教育企画がお届けするブログ
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続・強者の戦略_N・Oさん(岡山大学 医学部 医学科)


難関大合格者たちの合格までに至る道のりや学習内容をご紹介。



【志望校・志望学部を決めた理由、時期】

医療用ロボットの手術件数が日本一であり、かつ中四国の拠点病院であるため、様々な症例に向き合うことができるという理由で選びました。医師を志望したのは、花粉症に悩まされていた際に、ある医師に寄り添っていただいたことに感銘を受けたからです。高2の時に訪れたオープンキャンパスを機に受験を決めました。



【出願した大学と学部学科】

前期:岡山大学 医学部 医学科(合格)
後期:宮崎大学 医学部 医学科(受験せず)



共通テストの得点

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岡山大二次試験の得点

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[大学別模試の判定]

■第2回駿台全国模試:C判定
■第3回全統記述模試:C判定
■高松予備校 岡大オープン:A判定



[英語の学習法]

私は帰国子女ですが、きっちりと文法の勉強をしました。教養として必要だと思ったからです。高1の時から研伸館の今村先生の特別選抜の授業を受けていました(「高1英語特別選抜S」「高2英語特別選抜S」「高3東大京大特選英語」)。とにかく先生にたくさん当てていただいたおかげで、問題に素早く正確に答える能力が身につきました。
もし本気で成績を上げたいのなら、授業は前の方の席で受けましょう。大概たくさん当ててくれます。授業の予習・復習をしっかりやろうという意識付けにもなりますし、授業中に寝落ちすることもなくなります。授業の予習・復習をメインで行い、単語帳の暗記を毎晩行っていました。単語やイディオムは早いうちから覚えておいた方が、受験直前になって焦らないので良いと思います。岡山大で出題される英文のレベルはそれほど高くありませんが、記述問題に時間がかかってしまうので、読む時間を短縮するするために『ぼん単』(研伸館)と研伸館のイディオム集を使いました。自由英作文は高3の2学期から少しずつ勉強しました。過去問だけでは演習量が少なかったので、『エスト自由英作文』(エスト出版社)を使い、研伸館や学校の先生に添削していただきました。先生方に添削してもらう前に、自分で一度添削する練習を行い、あわせて先生に見ていただくことで、見直しの精度が格段に上がりました。

[岡山大英語を解く順番と時間配分]

岡山大の英語の難易度は高くはないものの、毎年マイナーチェンジがあるので、毎回解く前に全体の問題構成を確認するようにしていました。
私が受験した2026年度は、和文英訳問題が絵の説明問題に変わっていたり、自由英作文の分量が30文字程度増えていたりしたほか、読解問題でも下線が消えていて、自分で質問に対応する箇所を0から探さなければならないなど、過去問を解いているだけでは対応できない問題が多かったように感じます。過去問を解いていた際は、比較的易しい長文問題を最初に解き、精度を上げたい自由英作文に時間を回せるようにしていました。試験時間の半分ほどを自由英作文に充てていました。しかし本番では長文問題に時間が取られてしまい、自由英作文を予定の半分ほどの時間で解きました。自由英作文に慣れていれば、先に解くべきだったと感じました。

[役に立った英語の参考書・問題集]

岡山大の英語のレベル自体は高くありませんが、年々長文はかなり文章量が増えてきているので、単語で分からないものがあると苦戦すると思います。
私は『ぼん単』(研伸館)を高1のころから使用して、10周ほどしました。本番では分からない単語がなかったので、スムーズに解くことができました。
また高1のころから研伸館の今村先生の「特別選抜英語」を受講していて。授業のたびに学校で渡される文法の参考書を見るようにしていました。出版社はどこでも構わないので、学校指定の文法書を1冊完璧にしておくことで、受験直前に焦らずに勉強できると思います。

[数学の学習法]

私は数学がとても苦手で、高2になってからは学校の授業について行くことすらできていませんでした。高2の2月期末テストで15点を叩き出して以来、研伸館の松本先生の「高2数学S[ⅠAⅡBC]2」を受講するようになりました。自分では分かっているつもりでも、記述が不十分であったり、同値性が崩れていたりと、様々な間違いを指摘してくださったので、自身の実力を正確に知ることができました。
高3の6月までは竹本先生の「高3阪大理系数学」を受講していましたが、7月から川﨑先生の「高3京大阪大・医学部理系数学」を受講するようになりました。演習形式の授業と、点数がランキングで貼り出されるのでモチベーションを保ったまま勉強し続けることができ、受験直前は上位に名前が載るようになっていました。
高3になってから、解答用紙の使い方や、計算用紙の使い方を工夫するようになりました。岡山大の数学の試験では計算用紙が配られるので、どうやって計算ミスを防ぐかを念頭に、用紙を折って縦長で使う練習をしました。横にだらだら書き続けるよりもまとまりがよくなり、段ごとの関係性が明確になるので見直しの精度も上がりました。

[岡山大数学の解く順番と時間配分]

岡山大数学は毎年4題で、典型問題も多いので、1問1問の精度を高めることが大切だと思います。完答できる問題を最初に見極めて、細かい記述に時間を割くべきです。見直しをしっかり行うため、30分余らせるように解きました。毎年数Ⅲの問題は難しいことが多いので、数Ⅲは後回しにして、証明問題から解くようにしていました。
また、ベクトル系の問題は複素数を使うときれいに解けることが多かったので、過去問を解く際は先生に別解を聞いて、流れを覚えるようにしていました。
受験本番ではド・モアブルの定理の証明がそのまま出たので、導出方法をしっかり覚えておくことが必要だと思います。受験直前に復習していたおかげで、その大問は10分程度で完答することができ、良い意味で調子に乗ることができたと思います。

[役に立った数学の参考書・問題集]

研伸館の『百戦錬磨』と『難関大学への数学 50の定石[ⅠAⅡBC]』を繰り返し解いていました。難しい問題集は必要ないと思います。演習量を増やすことが大切なので、研伸館の実践演習の冊子をもらって、何度も記述の練習を行いました。

[国語の学習法]

二次試験で国語を受験しないため、学校の授業以外は特に勉強していませんでした。古文・漢文は文法より単語が大事だと思います。高3の2学期に単語帳を1冊暗記しました。現代文は、筆者との対話と思って解くのが良いと思います。問題文が長すぎて読むのが辛くなってくるので、段落ごとに感想(「意味分からん」や「この段落は蛇足」などと書いていました)を書いて、すぐ見返せるようにしていました。感想を言語化することで、批評家の気分になって楽しく問題を解くことができます。

[役に立った国語の参考書・問題集]

学校で支給された単語帳のアプリを使って単語を覚えていました。共通テストの過去問や予想対策問題を解くのをメインにしていました。

[理科の学習法]

《生物》

研伸館に生物の授業がなかったので、学校の先生に質問していました。『大森徹の最強講義126講』(文英堂)(京大一般試験レベルまでならこの参考書で全て網羅できているのでお勧めです)を読んで、『生物重要問題集』を解くようにしていました。論述は学校の先生に添削していただきました。『ニューグローバル 生物基礎+生物』(東京書籍)の論述問題を繰り返し解いていました。

《化学》

[岡山大理科を解く順番と時間配分]

得意な生物から先に解いて、苦手な化学に少しでも時間を割ける様にしていました。過去問を解く際は生物に45分、化学に60分という配分で練習していました。毎年大問数は変わっていなかったので、解けそうな大問から先にやっていました。本番では生物が難化しており、60分使ってしまいました。化学が易しくなっていたので間に合いましたが、予定通りにいかず焦ってしまいました。

[役に立った理科の参考書・問題集]

学校の教科書をベースに、研伸館のテキストを使って勉強しました。岡山大の化学は神戸大の化学とよく似ているので、受験直前には神戸大の過去問を5年分解きました。生物は『大森徹の最強問題集159問生物[生物基礎・生物]』を使っていました。

[社会の学習法]

《共通テスト公共,政経》

学校の授業以外は勉強していませんでした。医学部受験者は地理選択が多いですが、私は公共,政経を選択しました。共通テストの平均点を見ても、公共,政経の方が高いのでお勧めです。資料集のグラフや表を覚えることでかなり高得点が取れるようになります。

[役に立った社会の参考書・問題集]

学校で配られる政経の資料集が一番分かりやすいと思います。共通テストに出そうな箇所を先生に聞いて下線を引くなどしたほか、他の教科の勉強の合間に、息抜きとして語呂合わせを覚えていました。暗記する量が多いので、楽しく勉強することが大切だと思います。

[情報Ⅰの学習法]

学校での情報Ⅰの授業は高1の時しかありませんでした。何を勉強すればいいか分からなかったため、過去問を解いて、関連語を学んだり、『共通テスト対策 実力完成 直前演習2026』(ベネッセ)をひたすら復習していました。情報の試験は慣れが大事です。特にプログラミングは形式がワンパターンなので、慣れるだけで完答できます。

[役に立った情報Ⅰの参考書・問題集]

直前まであまり対策をしていなかったため、過去問がメインでした。『共通テスト新課程攻略問題集 情報Ⅰ(共通テスト赤本プラス)』(教学社)で解説を読んで知識を補充していました。

[共通テスト対策]

共通テストのマークシートに慣れておくことが大切だと思います!マークシートの枠が余分に作られているので、試験開始直後に問題数を確認する癖をつけておくべきです。私は共通テスト本番の情報Ⅰで問題用紙がもう1ページあることに気づかず、5点落としてしまったことを今でも後悔しています。マークにも思ったより時間がかかるので、冬休みは演習教材やパック教材を使うのがお勧めです。Z会のパックは難しすぎるので、まずは駿台のパックがいいと思います。私は共通テスト数学が苦手だったので、『Power Max数学Ⅰ・A』『Power Max数学Ⅱ・B・C』(Z会出版)を買いました。本番より計算量が多く、時間ギリギリになる問題セットなので、自信をつけたい、得点源にしたいという人はぜひ買ってみてください。

[岡山大現役合格への秘訣!]

英語・数学で十分な得点を取って逃げ切ることです。理科は難易度が低く差がつきにくく、『化学重要問題集』・『生物重要問題集』を2周すれば十分な学力が身につきます。

[二次試験の受験会場の雰囲気や面接待機場の雰囲気]

学力試験は、一般教養棟の広い部屋で受験しました。100人弱の部屋で、周りの受験者との距離が近かったです。岡山県内からの受験生が多く、プレッシャーを感じました。面接は医学部キャンパスで受験しました。試験まで2時間弱待たされました。最後の方の人は3時間程度待ったそうです。面接では志望動機や、調査書のことを聞かれませんでした。かなり専門的な医療問題についての意見を聞かれたので、面接の練習はしっかりした方がいいです。

[PROFILE]

・本気で勉強し始めたきっかけは?:高2の夏にMedi-Upの医学部模試を受けてD判定だったこと。
・受験前のリラックス方法:お風呂に浸かること。特に受験前日はとても緊張して寝れないこともあるので、ホテルでも、シャワーではなくお風呂に浸かることをお勧めします。
・AIを利用した勉強法:英作文や生物の論述の添削に使っていました。「なぜこの部分を添削したのか」という根拠を提示させるよう指示することで、AIの支離滅裂な添削や大幅な改変を防ぐことができ、また論理的に文章を見直すことができるようになるのでお勧めです。学校の授業がほとんどiPadだったので、「Notion」を使って勉強の進捗を管理したり、単語帳アプリを使って勉強していました。
・宿泊したホテル:スーパーホテル岡山駅東口
・受験前日&当日の勉強法、過ごし方:不安だった理科と数学の対策をしていました。主に自分で作ったまとめノートを見返すなどしていました。ホテルに温泉がついていたので、前日に入ってリラックスしていました。
・受験勉強で一番辛かったことやその時期:秋の記述模試で成績が上がらず、12月の共通テスト模試で8割を下回るなど、勉強しても結果がついてこなかったこと。・あなたにとって受験とは:岡山観光



共通テストの得点

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共通テストの得点

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※医学科の方にお聞きします。
・親や親戚に医師はいますか?:いませんが、母が看護師でした。
・ 医療系のドラマなどは見ましたか?:見ていません。
・最近、気になった医療系のニュースは?:脳オルガノイド(人間の脳を模したミニ装置)でコンピューターを作ろうとする計画が始まったらしいこと。
・最近、気になった医療系以外のニュースは?:バンクシーの本名が分かったこと
・部活動はしていましたか?:バスケ部に所属していました。
・ボランティア活動はしましたか?:していません。
・医師を志したきっかけは?:予防接種の注射が痛くて嫌いだったため、注射以外の方法を発明して実際に使いたいと思ったこと。
・医師として20年後の将来像は?:新しい細菌に対する療法を考案すること
・興味のある診療科は?:感染症医
・医師として大切なことを3つ:諦めること、諦めないこと、ストレスマネジメント
・今までで一番つらかったこと:面接前に何時間も待たされて、言う内容をほぼ忘れてしまったこと。
・面接対策はどのようにしましたか?:研伸館の先生方にお願いして、模擬面接を何度かしていただきました。
・本番の面接直前はどんな心境でしたか:何時間も待たされてイライラしていました。反省しております。



[入試面接の状況](岡山大)

◆面接の方法:個人面接 面接時間:15分 面接官2人VS受験者1人

◆質問内容と回答


【面接会場の略図】








※医学科の方にお聞きします。
①あなたが考える医療問題とその解決策を教えてください。
O:山間部医療で人手が足りていないと思います。解決策としてはオンライン診療を広めることが挙げられると思います。

②擬似OTC医薬品のメリットとデメリットを教えてください。
O:医者の負担が減るのがメリットだと思います。患者の薬依存が加速するのがデメリットだと思います。

③ゲノム解析結果を患者にどう伝えますか?
O:論理的な説明だけでなく、患者一人一人の願望と、ゲノム解析の結果から得られる指導内容を結びつけて伝えると思います。



本記事は研伸館が発行しています。








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アップ教育企画

アップ教育企画

幼児から社会人までを対象とした、多彩な教室を運営。アップが目指す教育は、「人を育てること」。知識や技術の習得だけにとどまらず、学ぶ喜び、思考することの大切さ、人としての心のあり方も育むことをポリシーとし、幼児から社会人までを対象に、受験や生涯教育といった幅広いニーズに応える事業を展開しています。

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