附属校としての高い人気を維持し続けており、合格判定が男女別々に行われる入試を実施している。
合格最低点について、男子の方が女子より高得点になっており、他の共学校ではあまり見られない特徴といえる。倍率も男子は女子より高く、特に今年度は後期入試での男子の倍率が5倍を超えており、得点からも倍率からも男子にとってはかなり厳しい入試になったことがわかる。
一方、女子にとっては、昨年よりも倍率が下がり、やや広き門となったが、後期はもちろん前期でも、今年も2倍以上の倍率を維持し続けており、決して楽な入試ではないことがわかる。女子の倍率は、前年を下回った翌年は上回る傾向があるため、次年度は男子と同様の得点力が必要になると想定して準備をしておきたい。
同志社香里中学校
算数の出題傾向・対策

今年度も大問数は昨年までと同じく前期後期ともに7題であった。
大問1は計算または計算と一行文章題、大問2は図形の小問集合、大問3から大問5は速さ・規則性・和と差・割合などの文章題、大問6は平面図形、大問7は立体図形が出題され、出題形式、傾向ともに例年どおりである。
2024年度同様、標準的なレベルの問題が多かったが、大問2は後期よりも前期の方が知識の応用力や作図力が必要となる問題であった。解答用紙に答えのみを記す形式であるが、作図をしたり、書いて調べたりしなければ解答に至らない問題も出題されるため、普段から考え方を整理して書く学習を心がけたい。
同志社香里中学校
国語の出題傾向・対策

前後期ともに、論理的文章、文学的文章、知識問題が出題された。
文章題では記号問題と抜き出し問題が多い。落ち着いて文章と設問文を読めば、正解することは難しくない。記述問題も出題されるが、字数は短めであるため、要点を簡潔にまとめることを心がけたい。
知識問題では、漢字の読み書きが出題される。小学生があまり目にすることのない言葉が多く出題されるため、語彙力を高めることを意識した学習が必要である。その他の知識問題として、今年度は季語が出題された。
これまで、かなづかい・同音異字・四字熟語など、さまざまな知識問題が出題されているため、幅広い分野の学習をすすめておきたい。
同志社香里中学校
理科の出題傾向・対策

①出題内容
例年と同じく、前期・後期入試ともに、物理・化学・生物・地学の4分野から2題ずつの計8題出題された。
②昨年までとの比較
前期・後期入試ともに記号選択で基本的な知識を問う問題が多く出題される。今年度の前期日程では南海トラフ地震臨時情報や月の探査機「SLIM」などの世相が反映された問題が出題された。
③対策
問題のほぼ8割~9割が占める知識問題を得点する確実性が大切である。加えて、計算問題を丁寧に解くことが求められる。標準レベルの知識問題は幅広く練習を積み、計算問題は「溶解度」と「てこ」を中心に練習することが肝要である。
同志社香里中学校
社会の出題傾向・対策

今年度は前期・後期ともに公民分野の出題が増えた。
特に同志社香里の特徴ともいえる時事的な内容を切り口に、三権分立に関する問題が目立った。
一般的に、分野別の出題割合は歴史≧地理>公民となる学校が多いが、同志社香里は歴史≧地理≒公民+時事という傾向になりつつある。受験生として過ごす1年間のニュース、そしてそれに関わる公民的な知識はしっかりとおさえておきたい。
また、昨年と同様に前期と後期の難易度に差があり、後期の試験の方が、より細かな知識が求められていた。来年度以降、前期が難化する可能性もあるので、後期試験の難易度を想定して勉強してほしい。
同志社香里中学校
入試結果:2025年度
男子
※横スクロールでご覧ください
女子
※横スクロールでご覧ください
同志社香里中学校
入試要項:2025年度
※横スクロールでご覧ください
※前期募集人数に内部進学者を含む。
※横スクロールでご覧ください
※①4教科の合計点
②国語・算数・理科の合計点の1.25倍
③国語・算数・社会の合計点の1.25倍。
※上記① ~ ③のうち最も高い点数で合否判定を行う。
同志社香里中学校
大学合格実績:2024年度
高校卒業生:298名
※横スクロールでご覧ください
同志社香里中学校
過去の入試結果データ
※横スクロールでご覧ください
※特進の実質倍率は、スーパー特進+特進の合格者から算出

中学入試分析会資料 2026年度版受付中!
当サイトに掲載している分析レポートを無料で進呈!進学館の分析動画と入試の解答・解説がダウンロードできる特典もございます。この機会にぜひお申し込みください。
※進学館の講座を受講いただいている方は申込不要です(オンライン講座のみ受講生は除く)。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。