今年度も昨年度と同様、「前期A・E」「中期B・J・M」「後期C・T・R」入試が実施された。
実質倍率は、前期Aで1.47→2.26、前期Eで1.63→6.00、中期Bで1.26→1.59、後期Cで1.45→1.60、後期Tで1.78→2.50と、多くの日程で上昇する傾向が見られた。
中期J・Mは他の日程に比べて合格基準点が高く、確実な得点が求められるため、国語・算数の成績に大きな偏りのない場合は、中期Bでの受験が比較的合格しやすい。
全体を通しての出題形式に大きな変更はなかった。
受験生にとって難しく感じる問題も出題されるが、合格のために必要な点数をとるためには、どの教科も標準的な問題で確実に得点するバランス力が必要である。
金蘭千里中学校
算数の出題傾向・対策

出題数は全入試ともに、大問5題・全20問とこれまで通りの出題構成であった。
前年度は式と考え方を書かせる問題が前期入試で1問だけ出題されたが、本年度は全日程解答用紙に答えのみを記入する形式へと戻った。
難易度は標準的なものが多いため、各問題を丁寧に解き、確実に正解へ結びつけていくことが求められる。
大問1では計算問題が3問出題される。やや難易度の高いものも含まれるが必ず正解したい。
大問2以降では「規則性」「数の性質」「速さ」「場合の数」「図形」など、金蘭千里での頻出単元からの出題が多く、日頃から基本・標準問題をまんべんなく解いておくことが大切である。
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国語の出題傾向・対策

形式に大きな変更はなかったが、中期B・J入試の論説文に詩の読解が組みこまれた。前期A・E入試では資料の読み取り問題、中期B・J入試ではリーディングスキルテスト(短い文章を読み、内容を正確に捉える力を測定するテスト)形式の問題、後期C入試では日本語リスニング形式の問題が出題されたのも、例年と同じである。
これらの問題は事前の対策なしに臨むのは難しいので、過去問を役立てるべきである。
また、いずれの日程も制限時間の割には文章量・作業量ともに多いので、すばやく設問を処理するためにも、日ごろから、問題を解くために必要な箇所に線を引くなど、効率よく解く練習が必要である。
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理科の出題傾向・対策

①出題内容
物理・化学・生物・地学が1題ずつの計4題の出題であった。
②昨年までとの比較
例年通り計算問題が出題されたが、標準レベルの問題である。グラフや表などを読み取る問題も出題された。また、マイクロプラスチックや地震のような時事問題が関わる出題があった。
③対策
標準レベルの問題を中心に出題されるので、高得点を取りに行く意識が大切である。ケアレスミスは避けたい。これらを意識して、標準レベルの問題を十分練習しておきたい。また、時事問題も出題されたので、日頃から、新聞などで理科時事問題を確認しておきたい。
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社会の出題傾向・対策

例年、小問数は30問程で安定している。また、各分野の出題に大きな偏りが無いという特徴は、近年の出題バランスを見ると薄れてきているので、地理・歴史分野を重点的に学習し、公民分野で苦手分野をつくらない学習をすることが重要である。どの分野でも共通して、記号問題が圧倒的に多く、記号問題ではない場合も漢字指定となることが多いので、知識を正確に覚えておく必要がある。昨年度に引き続き、「民主主義指数」に関する資料を正確に読み取り、正誤判断ができるかを問う適性検査のような問題が出題されたので、正確にグラフや図表を読み取る練習などを意識して学習していくことが大切である。
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入試結果:2025年度
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※前期A 合格者平均点:①算国理社 ②算国理×1.2 ③算国社×1.2 のうち最高点を平均した点
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入試要項:2025年度
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※前期A:4科全て受験するが、①~③のうち最高得点で合否判定 ①算+国+理+社 ②(算+国+理)×1.2 ③(算+国+社)×1.2
※各入試それぞれ単独で合否判定を行う
※後期T・後期Rはエントリーシートを含めた総合判定で合否判定を行う
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大学合格実績:2024年度
高校卒業生:192名
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過去の入試結果データ
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